フジテレビの企画力や宣伝手法へ不信の目
作品への批判は“寒いギャグ”だけでは収まらない。
「過去のアーカイブ映像をただ脈絡なく挿入するだけの懐古趣味や、若者世代の描き方の浅さ、さらにはシリアスな本編を期待させる“嘘予告”で観客を騙した姿勢に対しても『悪質』との批判の声が上がるなど、フジテレビの企画力や宣伝手法へも不信の目が向けられています」(映画ライター)
安易な同窓会ムードと企画の粗雑さに批判が集まる一方、テレビ局側が抱える問題を指摘する声もある。
「近年は、ドラマもバラエティも苦戦中とあって、このところのフジテレビは過去の遺産に依存した復刻戦略に舵を切っています。とはいえ、反町隆史主演のヒット作『GTO』を7月ドラマで復活させるも視聴率は振るいませんでした。『踊る』と共通するのは今の時代に無理やり過去のヒーロー像を当て込もうとしたこと。
平成の成功体験から脱却できず、現代のアップデートされた価値観やドラマ演出とズレが生じてしまっている点が、往年のファンにも新規層にも受け入れられなかった要因でしょう。一方で、白髪交じりになっても現場で走り続ける青島の佇まいや、仲間を失い孤立しながらも任務に立ち向かう哀愁漂う姿を評価する声も一部存在するようです」(前出・エンタメ誌ライター)
福田監督が本作をどう見たのか、その感想を聞いてみたいところだ。


















