『踊る大捜査線』の最新作が公開され、週末の動員ランキングでは『映画ちいかわ』に続く初登場2位スタートを切った。しかし、14年ぶりの新作という大きな注目を集めた一方で、鑑賞したファンの間では作品の仕上がりに対して厳しい声が飛び交う事態に。
往年の熱気を取り戻そうとする制作陣の鼻息とは裏腹に、劇中で繰り広げられる展開や演出には賛否が巻き起こっている。
『踊る』公開6日間で動員数は118万人と順調も…
織田裕二が主演を務める映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』が9月18日に全国公開された。1997年の連続ドラマ開始以来、社会現象を巻き起こしてきたシリーズだけに、ファンの注目度も高く、公開6日間で動員数は118万人、興行収入は16億9000万円を記録。数字の上では順調な船出を見せている。
「とはいえ、劇場に足を運んだ観客やネット上の評価を見ると、手放しで絶賛する声は少なくありません。公開序盤こそ長年のコアファンが劇場に詰めかけて数字を伸ばしていますが、口コミで厳しい評価が広がっている現状を考えると、この後どこまで数字が伸びていくかは非常に微妙なところです」(エンタメ誌編集者)
『踊る』シリーズといえば、警察組織を会社に、刑事をサラリーマンに見立て、支店=湾岸署の兵隊として現場で体を張る青島俊作(織田)と、本店=警視庁の中間管理職である室井慎次(柳葉敏郎)の関係性が作品の妙だったが……。
「最新作では青島が警視庁捜査一課に異動したことで、この構造が破綻。さらに、事件そっちのけで、懐かしのメンバー総出演の同窓会ノリ、過去作への過剰なセルフオマージュ、コントのようなコメディ演出が目立ち、『踊る』ファンは“これじゃない…”とガッカリ。
特に、佐藤二朗が滑り倒すおふざけシーンには『箸休めにもなっていなかった』との辛口評価も聞かれます。佐藤は、公開前に起きたハラスメント報道でフジとの関係が悪化。
一時は、自身のXにて出演シーンを『すべてカットしてほしい』と投稿したものでしたが、劇中のシーンを見るにつけ、カットされても本筋には影響なかったように見えますし、むしろ降板したほうがよかったのでは……、なんて指摘もされています」(週刊誌記者)























