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ー 映画をめぐる系列局とのトラブル

 9月上旬、栃木県の東武宇都宮駅近くで撮影に臨む広瀬アリスの姿を目撃した。

「2024年にフジテレビ系で放送された連続ドラマ『全領域異常解決室』の劇場版の撮影です。藤原竜也さんが主演で、広瀬さんはそのバディ役を演じました」(制作会社関係者)

映画をめぐる系列局とのトラブル

 神隠しといった現代科学の常識では考えられない不可解な事件を『全領域異常解決室』、通称・全決という内閣府直轄の捜査機関が解決していくというストーリー。全決の捜査員たちの正体は、実は日本の神々だったという異色のミステリードラマだ。

 映画では、ドラマの最終回から2年後が描かれ、それぞれ別の道に進んでいた2人が新たな事件をきっかけに再び力を合わせることに。連ドラからスケールアップした映画版とあって撮影は大がかりなものになっている。

「この日は、立てこもり事件の現場シーンだったようです。警察官や報道陣、ヤジ馬など、エキストラは200人以上で、かなり重要なシーンの撮影だったのでは。広瀬さんは“東京消防庁”と書かれたジャンパーを羽織っていたので、救急隊員の役なんですかね。

 東武宇都宮駅前の中心街をほとんど封鎖して、午前9時から午後8時ごろまで撮影。翌日も同じ場所でロケが行われていました」(居合わせた男性)

 2025年に映画化が発表された際は、2026年に公開予定だったが、2027年の公開に延期して、2作品が製作されることが5月に発表された。そこにはフジテレビのある事情も絡んでいるようだ。

2026年9月中旬、宇都宮で映画のロケに臨んだ広瀬アリス。救急隊員役のようだ
2026年9月中旬、宇都宮で映画のロケに臨んだ広瀬アリス。救急隊員役のようだ

「放送中、SNSでは盛り上がることもありましたが、全10話の平均世帯視聴率は5・2%と、決して大ヒットといえる数字ではありませんでした。それでも映画化が決定したのは、2024年12月に発覚した中居正広さんの騒動以降、フジテレビはスポンサー離れが進み、収入が減少。

 そのため、映画を製作して少しでも収益を上げようという狙いだと思います。公開を延期したのも一連の騒動の影響です」(フジテレビ関係者、以下同)

 この映画をめぐっては系列局ともトラブルが起こっているという。

「製作費の一部は系列局から出資してもらう形のようですが、出資金と利益配分の割合をめぐって揉めているそうです。

 系列局からすると、大ヒットしたドラマでもなく、映画化が成功するかわからないのに出資を要請されても慎重になりますし、それなら配分の割合を増やしてほしいと考えているのでは。フジテレビは来年の目玉映画としての位置づけで、9月18日に公開された『踊る大捜査線』並みのプロモーションを行うつもりのようですが……」

 フジテレビの問題も神々の力で解決されるか。