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ー “青柳式FA”とも言われることなく
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ー 阪神で安泰引退できたんじゃないのか

 9月29日、東京ヤクルトスワローズが来シーズンの契約を結ばない、いわゆる「戦力外通告」を言い渡した6選手を発表。今シーズン14試合登板の実績ある田口麗斗投手ら6人の中には、2025年7月に加入した“メジャー帰り”の阪神元エースもーー。

 2024年オフにポスティングシステム利用を容認され、阪神タイガースからメジャーリーグに挑戦した青柳晃洋投手。2021年、22年で2年連続セ・リーグ最多勝に輝いたエースながら、移籍先が決まったのは交渉期限当日の2025年1月17日。しかもメジャー契約ではなく、フィラデルフィア・フィリーズとのマイナー契約だった。それでも、

【こんな投手でも夢はかなえらえることを伝えたい。それが僕の目標で、今の思いです】

『サンスポ』で公開された手記で“メジャーへの夢と目標”を語り、家族を日本に残して単身アメリカに旅立った青柳。覚悟を決めてのMLB挑戦だった、はずが……。

 2025年シーズンを招待選手としてメジャーキャンプに臨むも、オープン戦で結果を出すことができずにマイナースタート。さらに6月には2A降格と、マイナーで23試合に登板して1勝3敗、防御率7.22。7月には自由契約となり、メジャーのマウンドにも上れない現実を突きつけられて、志半ばでの日本球界復帰。

“青柳式FA”とも言われることなく

 しかも移籍先は古巣の阪神ではなく、同じセ・リーグ球団のヤクルトだった。スポーツ紙・担当記者が当時を振り返る。

「通例ならば“青柳式FA”などとネットで揶揄されそうなものですが、そんなムーブも起きなかった。サンスポ手記では、渡米前に【藤川球児監督からも『またいつでもどんなときでも連絡してきて』と言ってもらえた】と明かしていた青柳ですが、この時の阪神は登録枠いっぱいで入り込む隙間もありませんでした。

 藤川監督の“連絡して”も本心だったのでしょうが、それはメジャーで1年、2年プレーしてからのことで、まさか青柳が4か月足らずで戻ってくるとは思いませんよ。ヤクルト入団会見で“(阪神からのオファー)なかった”と話す青柳も寂しそうでした」