37歳の“本物”を作ってきたもの
1988年10月28日生まれの菜々緒は、まもなく38歳。モデルとして活動していたころから、長身を生かした美脚とメリハリのあるボディラインで知られてきた。
「菜々緒さんのスタイルについては、もともとの骨格の美しさに目が行きがちですが、本人の過去のインタビューを追うと、それだけではないことがわかります。筋肉をつけて体のラインを変えることや、自分の体質に合った方法を探すことを、かなり早い時期から意識しているんです」(ファッション誌編集者)
2019年の『VOGUE JAPAN』のインタビューでは、EMSを使ったトレーニングを週1回のペースで続けていると説明。下半身を鍛えながらウエストを絞ることを意識し、「自分が目指す女性的なフォルム」になるよう情報収集しながらトレーニングしていると明かしている。
ただ、現在の菜々緒が徹底的なトレーニングだけで体型を維持しているわけではない。2023年、10年ぶりの写真集『DIVINE』の発売時には、「激しいワークアウトやトレーニングはそんなに得意ではない」としたうえで、体型維持のために日々歩くなど、シンプルに体を動かすことを意識していると説明。
食事制限で作り込んだ体ではなく、素の自分に近いナチュラルな体型を目指したとも話している。
「以前は細いことが注目されていた菜々緒さんですが、本人はそこから筋肉をつけて、丸みのある女性らしい体を目指してきた。年齢とともに体の変化もある中で、無理に若いころの体型を維持するのではなく、その時々の自分に合う方法を選んできたことが現在のスタイルにつながっているのではないでしょうか」(前出・ファッション誌編集者)
AIで理想化されたボディが簡単に作られる時代。本人が「私こんなにスタイル良くない」と笑った一枚をきっかけに浮かび上がったのは、長年かけて自分の体と向き合ってきた菜々緒の“本物”のスタイルだった。


















