“学生店長”に多くの懸念
話題性と早期人材確保に力を入れるノジマだが、前出の社会部記者は「ハレーションの懸念は付きまとう」と話す。
「ノジマの店舗では約1万人が勤務しており、このうち半数が学生アルバイトなのです。しかし、残りの半数は社員やパートなどで、学生店長よりも経験が長い人も少なくないでしょう。いくら成果を残しているとはいえ、その裏ではこれまでの貢献が報われず、悔しい思いを抱く社員もいるのでは。
年齢に関係なく評価する姿勢をアピールし、採用増を目指しているのでしょうが、その一方で離れていく社員もいるはずですし、店舗内でのモメ事も生じる可能性は十分に考えられると思います。
ほかにも週40時間の勤務ということで、本業である“学業を疎かにしてしまうのでは”という懸念や、“問題が起こった際の責任はどう取るんだ”という声などもあります。新しい試みに批判はつきものですが、そうした意見にも耳を傾け、今後の対応に活かしてもらいたいですね」
実際にネット上では、
《「店長でしょ!?決めてよ」と詰めまくる社員がいるんじゃないかと……。》
《大学生で週40時間ってもはや学生じゃないし、体のいい奴隷だろ》
《良いと思うが、例えば40代パートは大学生に店長!と言う訳だよね? よほど器量の良い大学生じゃないとアレだよな…》
など、疑問の声が上がっていた。
人手不足が叫ばれる昨今、過熱する採用レースで頭ひとつ抜けるための挑戦的な試みを発表したノジマ。攻めの姿勢は吉と出るか、それとも――。


















