1987年の星野仙一さんの監督就任以降、チームの主力選手としてプレーしたOBを監督に据えることが多かった中日。2002年〜2003年に山田久志、2017年〜2018年には森繁和と“外部”OBが指揮をとったが、いずれも星野さん、落合博満の“参謀”として中日ベンチに並んだ2人だけに、これも“内部昇格”とも言えよう。
2022年に“ミスタードラゴンズ”こと立浪和義監督の誕生にファンは沸いたが、まさかの3年連続の最下位と期待に応えることはできず、当時も後任に注目が集まったが、蓋を開けてみれば2軍監督だった井上監督が昇格する“内部昇格”だった。
今までの経緯からか、桑田や工藤といった名前がセンセーショナルに報じられても、肝心の中日ファンは「結局はどうせ身内でしょ」と、人事合戦が盛り上がろうとも冷静に見守っているわけだ。では、実際のとことは誰が新監督になる?
本命は『中日スポーツ』登場の元エースか
「本来ならば、2026年に球団主導で据えた嶋基宏ヘッドコーチの昇格が既定路線だっやはず。ところが、シーズン真っ只中の8月に都内で交通事故を起こして過失運転致傷の疑いで書類送検されてしまった。球団からは評価される人材ですが、一旦は現場から外れてフロント入りでしょうか。
ならば飯山裕志2軍監督の昇格ですが、それでは今までと何ら変化はなく、しかも今季のファーム中地区5球団で、1位の横浜DeNAベイスターズに14ゲーム差をつけられての4位。ドラフトにも間に合う人事ですが、ファンは納得しないでしょう」
ではファンも納得する、中日球団の“本命”は誰なのか。
「2紙が名前をあげていた井端さんが監督、そして現在は球団本部長補佐を務める荒木雅博さんはヘッドとして、“アライバ”コンビが現場で復活すればファンも納得する、話題性も申し分ない人事になりますが、球団の本気度が試されますね。
そして開幕前に『中日スポーツ』がお膳立てした井上監督との対談で、選手の起用法などの“今中プラン”を進言していた今中慎二さん。NHKで解説者も務める理論派で、投手コーチや臨時コーチ経験もあって、何よりドラゴンズの元エースだけに球団としても“収まりがいい”。蓋を開けてみれば……あると思いますね」
桑田や工藤が新監督になれば、2027年のセ・リーグは盛り上がるだろう。中日ファンも期待はせずとも、楽しみにしているのは間違いないが。


















