現在放送中のTBS日曜劇場『VIVANT』で、視聴者を震え上がらせている俳優がいる。シンシーの工作員・周浩然(シユウ・ハオラン)を演じる彼の、スキンヘッドに不気味な笑みを浮かべ、容赦ない拷問を繰り広げる姿は、ネット上で「怖すぎてよく眠れなかった」と大きな反響を呼んでいる。しかし、この「恐怖の悪役」の素顔は、ファンが驚愕するほどの変幻自在ぶりで……。
「本当に同一人物?」知的なインテリ系の美男子ぶり
『VIVANT』で視聴者に強烈な印象を残しているのは、シンシーの工作員役を演じる、俳優リンリン。実は2024年に放送されたNHK大河ドラマ『光る君へ』にも出演していた。同作で彼が演じたのは、宋の商人で、『VIVANT』での狂気的なキャラクターとは真逆の、落ち着きと教養がある人物像を演じていたのだ。
SNSで公開された『光る君へ』出演時の写真は、柔和な表情を浮かべており、まるで「別人」のような爽やかさを放っている。この激しすぎるギャップに、ネット上では「ほんとは優しいお顔立ち」と驚きの声があがっている。
4日に放送された第9話では、別班員・和田貢(平山祐介)に壮絶な拷問を加えるシーンが描かれ、視聴者を騒然とさせた。この演技に対し、リンリン自身は6日、自身のインスタグラムで、放送後に寄せられたメッセージの一部を公開。
そこには「VIVANTの演技最高です」といった応援メッセージと共に、「絶対許さないからな」「最悪だね」「お前もうテレビでんな」といった辛辣な言葉も含まれていた。
これに対しリンリンは、「応援してくれるものもあれば、心底ムカついてそうなものもある。最後のとかオレ様でも少しこたえるけどな」と本音を吐露しつつも、「だがな、役者冥利に尽きるよ。全部ひっくるめて、ありがとう」と前向きな姿勢を見せた。
さらに、「ベジータがいなけりゃカカロットは輝かなかった」「ジョーカーが凄まじかったからダークナイトは傑作になった」と、悪役がいるからこそヒーローが輝くという持論を展開。「オレ様はゴーイングヴィランウェイだ」とし、「貴様らはせいぜい奪還組を応援してやるんだな。そうでもなけりゃ、オレ様も張り合いがないからな」と、ファンに呼びかけた。
「今回、彼に届いた誹謗中傷は、ある意味で『視聴者を完全に騙し切った』という俳優としての勝利宣言とも言えます。本人もDMを公開することで、あえて現実の自分を提示し、騒動を笑いに変える余裕も見せた。
恐怖のスキンヘッド男から、爽やかな大河俳優へ。その振り幅の大きさこそが、今、日本中の視聴者が彼に釘付けになっている最大の理由なのでしょう」(テレビ誌記者)
『VIVANT』の悪役として強烈な印象を残したリンリン。しかし、その変幻自在な演技力と、どんな声にも動じないブレない姿勢は、彼が次世代の名脇役として、さらなる飛躍を遂げることを予感させる。今後の彼の活躍から目が離せない。


















