証言の食い違い

 一方で、今回の事件で本当に焦点を当てるべきなのは、本人のキャラクターや送検時のポーズではない。

 逮捕時、田澤被告はコカインについて「2人のもので、一緒に使っていた」と容疑を認めたと報じられている。自宅からはコカインが入っていたとみられる袋21袋のほか、使用器具とみられるストローも押収された。一方、交際相手の男は容疑を否認していえる。

YouTube『LASTCALL』出演時、ローランドとの写真撮影を拒否された「ヤマトリノ」こと田沢梨乃容疑者(『LASTCALL』より)
YouTube『LASTCALL』出演時、ローランドとの写真撮影を拒否された「ヤマトリノ」こと田沢梨乃容疑者(『LASTCALL』より)
【写真】田沢容疑者からの撮影要求に“見事な返し”で拒否したローランド

「薬物事件では、どこから入手したのか、誰から入手したのか、使用目的は何だったのか、ほかに関係する人物はいないのかなど、事件の経緯を明らかにすることが重要です。何が明らかになり、何がまだ捜査段階なのかを冷静に見る必要があります」(前出・全国紙社会部記者)

 ネット上でも、本人の説明そのものに疑問を呈するだけでなく、《裁判では曖昧にせず追及してほしい》《反省していますだけで終わらせないでほしい》と、事件の背景解明を求める声が目立つ。

 センセーショナルな言動が注目されればされるほど、薬物事件の本質が置き去りになりかねない。今後は“ヤマトリノ”というキャラクターではなく、なぜ薬物を所持していたのか、その経緯がどこまで明らかになるのかが問われることになりそうだ。