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ー 再婚で手に入れた「穏やかな日常」

「相変わらずイケメンでさすが芸能人は違いますね」――。テレビ朝日系『徹子の部屋』に出演する俳優でケーナ奏者の田中健(75)の姿に、ネット上で感嘆の声が溢れている。御年75歳。

 背筋を伸ばし、穏やかに微笑む姿には、全盛期の青春スター時代とはまた違う、洗練された大人の品格が漂っている。「老害」感ゼロで、ここまで魅力的なのか。その背景には、これまで歩んできた人生の選択と、家族への深い愛情があり……。

再婚で手に入れた「穏やかな日常」

 田中は1999年に女優の古手川祐子と離婚後、2000年に18歳年下の女優・加賀千景と再婚。50代後半で再び父となった。当時は世間から厳しい声が出た時期もあったが、田中は誠実に「父としての背中」を見せることでそれを跳ね返してきた。

「象徴的なのが、愛娘のために小学6年生から約7年間作り続けた“パパ弁当”です。パパ友の影響で始め、娘の中学進学時にコロナ禍で仕事が中断したことから本格化。最後の日の解放感は大きかったそうですが、『食材は小さめ』『ご飯は冷ましておく』など、妻と試行錯誤しながら今春の高校卒業まで作り続け、パパとして娘の愛情を見守ってきました」(芸能ライター、以下同)

 また、SNSでは田中の75歳とは思えないビジュアルに「若々しくなったかな?」「アラフィフ独身男性ですが、『俺もこれからイケるぞ!』と希望をもらえました」など、驚きや称賛の声が相次いでいる。

「若くて相変わらずイケメンでさすが芸能人は違いますね」徹子の部屋に出演した田中健の75歳とは思えないビジュアルに、びっくりする視聴者(番組公式HPより)
「若くて相変わらずイケメンでさすが芸能人は違いますね」徹子の部屋に出演した田中健の75歳とは思えないビジュアルに、びっくりする視聴者(番組公式HPより)

「田中さんが若々しいのは、ケーナ奏者としての活動など、常に表現者であり続ける姿勢があるからでしょう。一つのことに打ち込む生き方が、内面からの輝きに繋がっているように見えますね」

 私生活では、妻の父でプロデューサーの加賀義二さんが他界。田中は9月26日のブログで、親類の加賀まりこ夫妻も参列して家族葬を済ませたと報告し、「義二さんは全てのタイミング計って旅立ったようでした」と綴った。

「家族を大切にする姿勢が、彼の佇まいに深みを与えているのでしょう。10月6日のインスタグラムでは、黒柳徹子主演の朗読劇を観劇し感涙したと2ショットをアップ。今なお豊かな感性を保ち続けています」

 過去の波乱を乗り越え、静かに人生を謳歌する田中のスタイルは、まさに「理想 of 熟年期」として多くの視聴者の心を掴んでいる。

 二枚目俳優のプライドに固執せず、家族のために弁当を作り、音楽を愛し、周囲への感謝を忘れない。75歳にしてなお進化を続ける田中健の姿は、シニア世代の新たなロールモデルとして、これからも私たちに温かい希望を与えてくれそうだ。