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ー 『資さんうどん』社長交代
資さんうどん(写真はイメージです) 撮影/編集部

 10月15日、北九州発のうどんチェーン『資さんうどん』の社長が交代することが公式サイトで発表された。

 すかいらーく出身の現・代表取締役社長である崎田晴義氏は11月1日付で社長を退任し、同日付で取締役会長に就任。後任は現・常務執行役員営業本部長である伊藤英記氏が同日付で代表取締役社長に就任するという。

『資さんうどん』社長交代

 2024年にすかいらーくホールディングスの子会社となった同チェーン。しかし今年4月、崎田晴義氏が社長に就任すると「味が変わった」と長年のファンから変化を指摘する声が増加することに。

 批判が影響したのかは不明だが、わずか7か月でのトップ交代にSNSでは、安堵の声が多く上がっている。

《新社長は資さん副店長を経験している、資さんの常務執行役員。つまりすかいらーく出身じゃない。おそらく狙いとしては、味や現場、品質の安定化じゃないかな。本当に朗報すぎて、涙出そう あー良かった…》
《味や現場、品質を守り抜いて、店舗拡大するなら安心なんよ…本当に良かった》

 新社長の伊藤氏は2019年に資さんに入社。北九州市内の店舗で副店長を務め、人事部長や商品本部長などを歴任した人物だけに、「味を戻してくれるのでは?」と期待する人が多いようだ。

 社長交代に期待の声が多く上がる背景には、資さん出身の活躍も。

 折尾駅などで販売されている駅弁「かしわめし」で知られる北九州の老舗「東筑軒」。老舗企業ながらコロナ禍による弁当需要の減少もあり、2026年3月期まで9期連続赤字を出すなど苦境に立たされたことで、2025年10月に事業譲渡した。

2025年2月24日、都内初出店となった「資さんうどん両国店」のモーニング

 しかし資さん出身の山内裕太氏が新社長に就任すると、米の価格高騰を受けて大麦を1割ほど混ぜていたかしわめしのご飯を元に戻す改革に着手。九州駅弁グランプリ(1400円以下の弁当部門)で準グランプリに輝くなど、過去最高の成績を記録。「味を守る」スタイルで赤字を脱したことが話題になっているからだ。

《東筑軒の現社長、資さん出身で味を戻したの凄いな…となると、資さんの次期社長は期待出来るな》

 という声が上がる一方で、

《経営母体がすかいらーくなら何も変わらないよ》

 と、諦めムードの人も。

 「資さんうどん」の看板メニューである「肉ごぼ天うどん」は、もともと「肉うどん」と「ごぼ天うどん」の別々のメニューだったが、常連客が「肉うどんに、ごぼ天ものせてくれないか」とリクエストしたのがきっかけで誕生するなど、常連の声を反映して事業を拡大した背景がある。

 社長交代のお知らせでも、

《当社はこれからも、創業より受け継がれてきた「資さんらしさ」を守りながら、企業価値の更なる向上に努めてまいります》

 との一文があるだけに、トップ交代で本来の味に戻ってくれることを期待したい。