今は結婚する気はゼロ、仕事に全力投球

連続ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』に出演する中島亜梨沙 撮影/竹内摩耶
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 宝塚退団後、映像の世界に移ってしばらくは、勝手の違いに慣れず、自分が出演したドラマも直視できなかったそう。

「芝居の面では宝塚というある意味特殊な場所にいたので、辞めてから映像の芝居を一から勉強し直しました。長く経験されてきた方からすればまだまだなんですけど。これからも精進を忘れず、もっともっと上を目指していきたい。自分はキャラクター俳優ではないので、“この人だったんだ!”みたいな役をこれからもどんどん増やしていければいいなと思います」

 今では撮影現場で学べることはすべて学ぼうと、女優として貪欲に成長している最中だ。

「今、結婚とかはまったくする気がなくて、仕事がすごく楽しい。今まで生きてきた中で一番アグレッシブになっていますね。芝居がすごく好きなので、苦しいんだけど面白いです」

 オンのときは芝居に一点集中の中島だが、オフのときは「スライムみたいになってます」と笑う。家ではゲームや小説にふけっているそうで、かなりのインドア派。

「小学生のころから本が大好きで、図書館っ子だったんです。ミステリーとファンタジーのジャンルが大好きです。宮部みゆきさんのシリーズはほとんど読んでいて、最近のお気に入りは貴志祐介さん、阿部智里さん。上橋菜穂子さんの『精霊の守り人』シリーズや、小野不由美さんの『十二国記』も好きです。違う世界に入り込むのが好きなのかな? だから夢を見るのも好き。寝るのが好きなんです(笑)」

【プロフィール】

◎中島亜梨沙(なかじま・ありさ)

1982年生まれ。北海道出身。2003~2009年に宝塚歌劇団に所属し、在団中の芸名は羽桜しずく。多数の舞台でヒロインを務め、’08年度宝塚歌劇団新人賞受賞。退団後はカナダ留学を経て、『世界ふしぎ発見!』(TBS系)にミステリーハンターとして出演。情報番組のリポーターも務める。’13年のNHK大河ドラマ『八重の桜』、連続ドラマ『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』などのほか、映画、CMに出演。’16年秋公開予定の映画『ハピネス』(SABU監督)にも出演している。

(取材・文/小新井知子)