9月中旬、有名人の認知度と人気を調査したタレントパワー上昇ランキングで、最新の結果が発表された。「20代女優」部門で第1位を獲得したのが、小芝風花。
4月期に放送されたドラマ『波よ聞いてくれ』(テレビ朝日系)で主演を務め、7月期の『転職の魔王様』(フジテレビ系)ではヒロインを、続く10月期は『フェルマーの料理』(TBS系)に出演する。3クール連続でドラマ出演を果たす彼女は、名実共に“パワーのある女優”といっても過言ではないだろう。
「大阪出身の小芝さんは、中学2年生までフィギュアスケートに打ち込んでいました。関西の大会で入賞するほどの実力で、一時はオリンピック出場を目指していたそうです」(スポーツ紙記者、以下同)
浅田真央がスケートをするCMを見て、それが小芝の転機となった。
「思わず“こんなふうにCMに出てみたい”と、つぶやいたそうです。それを聞いたお姉さんにすすめられて受けたオーディションでグランプリに。芸能事務所入りが決まった1か月後には、お母さんと妹と上京していました」
スケート選手から女優に転身すると決めてからは一直線。2014年に公開された実写映画『魔女の宅急便』で主人公のキキを演じて、ブルーリボン賞を受賞。2015年に放送されたNHK連続テレビ小説『あさが来た』でヒロインの娘役を演じ、知名度を上げた。
フットワークの軽さと同業者を惹きつける人柄のよさも彼女の魅力だそう。
「コロナ禍も落ち着き、最近のドラマ現場では、出演者同士での飲み会がようやく復活しました。『波よ聞いてくれ』では、出演者の北村一輝さん中心に飲みに行く機会があって。ダメ元で小芝さんにも声をかけたところ“行きます!”と即答したそうです」(芸能プロ関係者、以下同)
「お酒を飲んで記憶を飛ばした」
その席で、小芝の飲みニケーション力が炸裂したそう。
「どんな話題にもついてきて楽しそうにしている小芝さんに、共演者たちはメロメロだったようです。愛嬌満点のキャラクターが周りから好かれる理由みたい」
お酒の飲みっぷりはというと……。
「二十歳になってすぐのインタビューで、“お酒を飲んで記憶を飛ばした”という失敗談を披露。2018年にフジテレビ系で放送中の『ダウンタウンなう』の“ハシゴ酒”企画に出演したときは、ビールを何杯も飲んでいました。『波よ聞いてくれ』のときは、ヤサグレた女性の役づくりのために“お酒を飲みながら台本を読んだ”と明かしていました」(前出、スポーツ紙記者)
9月25日に最終回を迎えた『転職の魔王様』でキャリアアドバイザーを演じた小芝は、10月20日より放送の新ドラマでは料理人に“転職”する。今後もどんな顔を見せてくれるのか楽しみだが、飲みすぎだけにはご注意を。