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ー NHK作品に多数出演の貢献度が決め手か

 田中圭との不倫疑惑報道の影響で来年放送のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』を降板した永野芽郁の代役に、白石聖を起用する方向で調整されていることが『デイリー』の報道で明らかになった。

白石さんは5月11日にこれまで所属していた芸映プロダクションから、戸田恵梨香さんや有村架純さんなどが所属するフラームに移籍したばかり。決まっていた仕事を一通りこなして移籍をしたのであれば、スケジュールに空きがあったのも納得ですね」(芸能事務所関係者)

NHK作品に多数出演の貢献度が決め手か

 一般的にはまだ知名度が高いとは言えない白石だが、NHK作品に多数出演。同局への貢献度は高い。

 '16年6月に俳優デビューすると、翌年の'17年に放送されたドラマ『植木等とのぼせもん』でNHK作品に初出演。'19年放送のドラマ『だから私は推しました』では、桜井ユキ演じる主人公が“推す”アイドル役という重要な役どころを演じた。

 '22年放送のドラマ『しもべえ』『カナカナ』で2作品連続ヒロインを務めたほか、'23年放送の『大奥』8代・徳川吉宗×水野祐之進編、昨年は『Shrink-精神科医ヨワイ-』第3話にゲスト出演している。

“NHK御用達”俳優の1人でしたが、これまでは同等の“格”の俳優が代役を演じるケースが多かっただけに永野さんの代役とは驚きです。永野さんが直前まで降板するか不明だったため、主演クラスの俳優たちのスケジュールを仮押さえするのが難しかったのかもしれませんね」(テレビ局関係者)

吉岡里帆
吉岡里帆

 白石が抜擢された背景には、移籍した所属事務所の手腕も大きいのでは? という声も。

仲野太賀さん演じる主人公・秀長の正妻を演じる吉岡里帆さんも、同じフラーム所属ですからね。永野さんの不倫疑惑が報じられて降板するまで1か月近くあったので、その間に大河スタッフに白石さんのスケジュールが空いていることを伝え、もしもの時は代役を務めることが可能だとプッシュしていたのでは」(前出・芸能事務所関係者)

 '20年放送の大河ドラマ『麒麟がくる』では、逮捕されて降板した沢尻エリカの代役を川口春奈が時代劇初挑戦ながら好演。昨年放送の『光る君へ』では同じく逮捕で降板した永山絢斗の代役を竜星涼が演じ、朝ドラ『ちむどんどん』のクズすぎる“ニーニー”役のイメージを払拭することに成功している。

 元TBSアナウンサーの田中みな実も同事務所へ移籍後に俳優として躍進しただけに、白石も移籍&代役でブレイク間違いなし?