1月14日、皇居で新春恒例の「歌会始の儀」が行われた。今年のお題は「明」。天皇皇后両陛下や皇族方が列席されるなか、皇族代表として初めて歌を詠み上げられた愛子さまや初めて出席された悠仁さまの姿に大きな注目が集まった。
悠仁さまはトンボを題材にされて
「天皇陛下は、元日の朝、宮中祭祀の際に仰ぎ見た明けの明星(金星)の美しさに触れ、『天空にかがやく明星眺めつつ新たなる年の平安祈る』と新たな一年の平安を祈るお気持ちを詠まれました。また、雅子さまは、昨年デフリンピックの選手たちと交流された際のエピソードを詠まれています。『メダル掛け笑顔明るき選手らに手話で伝へる祝ひのことば』と、教わった手話で“おめでとう”と伝えた際の、選手たちの輝く笑顔への感動、さらには共生社会への願いが込められた一首となりました」(皇室ジャーナリスト、以下同)
この日の雅子さまは、刺繍柄の入ったピンクのドレスを、愛子さまは薄いピンクのドレスをお召しになり親子で“リンクコーデ”を披露された。そんななか、注目されたのは愛子さまが詠まれた歌だ。
「『日本語を学ぶラオスの子どもらの明るき声は教室に満つ』と昨年11月、初めての外国公式訪問で訪れたラオスで中高生が熱心に、そして楽しそうに日本語を学ぶ姿に感銘を受けた喜びを詠まれました。
歌の披露が終わった直後、少し微笑ましい一幕もありました。愛子さまが椅子に腰かけようとされた際、わずかにバランスを崩されそうになる場面が。すぐさま姿勢を整えられましたが、その様子を隣で見守られていた雅子さまは、優しく微笑みながら“大丈夫ですよ”と語りかけるようにアイコンタクトを送られました。愛子さまもそれに応えるように笑顔を返され、母娘の深い絆と、緊張感漂う儀式の中での温かな交流が垣間見えた一瞬です」
また、初出席された悠仁さまは、ご自身のライフワークでもある「トンボ」を題材に選ばれた。「薄明かり黄昏とんぼは橋のうへ青くつきりと俊敏に飛ぶ」と詠まれ夕闇のなか俊敏に飛ぶトンボを間近に観察されたときのことを表現された。
厳かな伝統儀式のなかに、ご家族の絆や海外への想い、そして次世代への希望があふれた今年の歌会始。会場は終始、お題の通り「明るい」光に包まれているようだった。











