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ー 「高市総理は極めて危うい」

 

 1月21日、小沢一郎衆院議員(83)が新党「中道改革連合」から次期衆院選に立候補することを発表した。

 出馬表明に際して、小沢氏は「自民党を離党して以来、野党を結集して政権を担い、自民の腐敗した権力を一度ガラガラポンして、大再編すべきだとずっと言ってきた。政権交代を国民の投票で行いうる政治にしないといけない」とコメント。高市早苗首相による衆院解散については、「何のための解散か。大義が全くない。自己保身のための解散だ」と厳しい言葉で批判した。

「高市総理は極めて危うい」

 同日、自身のX(旧ツイッター)でも《政府が大雪に警戒と言っているのに、同時にその中で「楽勝できそうだから」と、総理の自己都合で選挙をやる高市自民党。国民の命や安全より議席増が第一の自民党政治を倒すべく、全力で闘うしかない》と投稿した小沢氏。高市政権への追及は、その後も留まらない。

「首相官邸など政府のアカウントが大雪に対する緊急発表を投稿した際も、同様の批判を繰り広げています。小沢氏は1月19日、高市首相が衆院解散を会見で表明したときにも、《やっぱりという絶望的な内容。官僚が作成した中身の無い政策をダラダラ並べただけ》《自分は絶対に正しいと、人の意見を聞かない人。高市総理は極めて危うい》と、痛烈に非難していました」(全国紙政治部記者)

小沢一郎衆院議員
小沢一郎衆院議員

 高市政権に対する強硬姿勢を明らかに、衆院選に臨む小沢氏。しかし、彼の出馬を報じたネットニュースのリプライ欄には、「政治家になって56年、何を成し遂げたんだよこいつは」「83歳って……後進に道を譲りなさい」「この人は歳をとって、日本がどんな状況に置かれても“政権交代”しか言わない」「小沢さんのスクラップ&ビルドはもういい」「ガラガラポン何回もしてんのに殆ど成功してないじゃん」など、辛辣な声が殺到している。

「小沢氏は、資金管理団体『陸山会』の土地購入をめぐる巨額の政治資金規正法違反事件で、秘書3人が有罪判決を受けています。最終的に本人が有罪判決を受けることはなかったものの、そのイメージは未だ払拭できていない。衆院選に向けて、Xでは《とってつけたよう2年限定の食料品消費税ゼロを加えたが、明らかに中道改革連合の公約に慌てたためで思想が全く無い》として消費税政策の面でも高市政権を追及し、《やはり、この解散に大義なし。自民党政治を終わらせるため、この国の未来のため全力で闘う》と綴っていますが……」(政治ジャーナリスト)

 これまで自民党幹事長、新進党党首、民主党代表などを歴任し“剛腕政治家”とも呼ばれた小沢氏。出馬する岩手3区からは、自民党元職の藤原崇氏も立候補する意向を示しているが、国民が選ぶのは果たして――。