28日、オリコン・リサーチは音楽ランキングで、楽曲がダウンロードできるカードであるミュージックカードの売り上げを合算集計しない方針に変更することを発表した。これまでは「CD同様にJANコードが付与されていること」といった理由から、CDと同様に合算集計。ランキングの売り上げ枚数に反映していた。
しかしCDよりも安価とあり、絵柄を変えるなどしてミュージックカードを複数枚購入を誘引するアーティストが増えてきたため問題になっていた。
オリコンは’15年4月6日付のデイリーランキング以降、集計の方針を変更し、ミュージックカードは販売方法に関わらず『オリコンランキング』に合算集計しないという。
このニュースを受け、つんく♂はTwitterで
《このカードはDLされなければ著作者に配分されないから難しいところにありましたね》
と言及。またゴールデンボンバーの鬼龍院翔も自身のブログで
《エアーバンドのボーカルが偉そうなこと言えた立場ではないのは重々承知ですが、とっても良いと思います。ミュージックカードがオリコン集計されることから、僕もミュージックカードを使った変わったリリース方法を事務所の人に相談していて決行すべきか少し迷ってたのですがこれによりお蔵入りとなりました。いや、でもこれでいいんだ、変わった売り方なんて出来ない方が健全》
とランキング合算中止に賛成だと綴っている。