制汗シートでは消臭はできない

顔拭きシートの使いすぎには注意

「男性は皮脂が多い」という視点から、男性用化粧品の特徴として、アルコール成分が多く入っていることが挙げられます。シャンプー然り、化粧水然りで、使い心地がスッとすることが商品アピールになっています。

 顔拭きシートもアルコール分が入っているので、要注意です。アルコールが揮発する際に肌の水分も一緒に蒸発させてしまうからです。スッとして一瞬気持ちがいいのですが、肌から水分も失われているので、使いすぎには注意したいところです。肌から水分がなくなるということは、皮脂の分泌も促進させてしまうからです。

表示をチェック

 商品の成分表示としては、一般的には、「○○アルコール」や「エタノール」「セタノール」と表記されています。化粧品は全成分表示が義務付けられており、成分がいくつも並んでいます。表示方法は食品と同じで、分量が多い順から表示する決まりになっています。ですから表示順の上位にエタノールが表記されている商品というのは、避けた方が無難でしょう。

制汗シートに気をつけて

 腋臭(わきが)と加齢臭の人は、臭いの原因が違います。そのため、制汗シートでは消臭できません。腋臭も加齢臭も原因は汗ではないからです(加齢臭は皮脂が原因)。

 ただし、皮脂の酸化した匂い(加齢臭)に汗が混じって、複雑な匂いを醸し出す場合があります。そのときは、制汗シートも効果的です。

 加齢臭は40代以降に発生します。30代においては、ミドル脂臭と呼ばれる体臭が発生します。これは汗が原因です。耳の後ろや、後頭部の汗をかきやすいところに、匂いが発生します。

 ミドル脂臭には、積極的に制汗シートを使うとよいでしょう。この場合、微香タイプよりも無香タイプのものをオススメします。

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アルコールの入っていないタイプで

 先にも記載したとおり、化粧品の成分表示は内容量の多いものから列記されます。そのため、表示の最初の方にエタノール、アルコールといった表示がある場合には、その商品は避けましょう。アルコールによる揮発作用で、肌の表面から水分まで失われてしまうからです。

ウェットティッシュで顔は拭かないで

 同じような意味で、アルコール分が含まれたウェットティッシュがあります。このウェットティッシュを顔に使うのは絶対に避けてください。ウェットティッシュでテーブルを拭くと、雑巾で落ちない汚れまできれいに落ちます。また、頻繁に手を拭いていると、手がガサガサになります。そんな洗浄力の強いもので顔を拭いていたら、想像するだけでも恐ろしいことになるでしょう。