「“夫が主演だから自分が目立ってはいけない”ということで、朝は裏口から目立たないように入られて、本番前は“集中したいだろうから”と楽屋に入らず、村田さんの楽屋の横の廊下で静かに開演するのを待っていました」(芸能プロ関係者)

 俳優の村田充と、今年5月に結婚を発表した神田沙也加。夫は9月24日付の自身のブログで、10月2日の主演舞台公演の千秋楽をもって、俳優業の無期限活動休止を発表していた。

「村田さんは'00年に放送された月9『二千年の恋』(フジテレビ系)で俳優デビュー。その前はメンズノンノモデルで同期は井浦新さん、伊勢谷友介さんら錚々たる顔ぶれです」(テレビ局関係者)

 実は、この千秋楽の前日、沙也加は村田の公演をひそかに見に来ていたのだ。

 この日は妻が来るということで、村田は劇場入り前から入念にセリフをチェックし鼻歌も飛び出す上機嫌ぶり。一方の沙也加はというと、昼夜公演を通しで観劇し、休み時間もずっと彼の楽屋に滞在していた。その時間は10時間以上にものぼり……。

神田さんは、出演者、スタッフ全員に行き渡るよう大量にかわいいドーナツを差し入れてくれました。会場には一番最後に入って、一番最初に出る、まさに出しゃばらず、騒がない“板の上の役者の妻”って感じ。旦那さんのことを優しく見守っていましたよ」(前出・芸能プロ関係者)

神田沙也加の村田へのハマりっぷり

 10月1日は沙也加の誕生日でもあり、ふたりは舞台が終わると友人と食事へと向かったという。彼女の夫への染まり具合はかなりのもので、

披露宴のボーダーのペアルックは、村田さんの趣味です。彼は稽古着やスマホカバーもボーダー。旦那の趣味に合わせてるんでしょうね」と話すのはスポーツ紙記者。

5月の『週刊女性』直撃の際は、ふたりの好物であるマクドナルドから出てきた
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 さらに、こんな共通点もあるのだそう。

「村田さんはかなりのオタク。沙也加さんもアニメが好きなので、趣味が合うのでしょう。加えて優しく穏やかで、可愛らしいところもある癒し系な人ですよ」

 ちょっと人見知りなところもあるが、サービス精神旺盛で、愛されるキャラクターだという。舞台を愛する男にとって、活動休止はつらい決断だったはず。10月3日付のブログでは休止の理由を“耳の病気”とし、めまいや吐き気についても告白した。舞台関係者も、こう証言する。

「夏の稽古あたりから、音の聞こえ方にムラがある状態だったそうです。めまいを抑えるために使っているお気に入りの枕を、いつも休み時間は首にはめていましたね」

 詳しい病名は明かされていないものの、大阪府内にある細田耳鼻科の細田泰男院長はこんな見方を。

あくまで症状からの想像ですが、メニエール病の症状に近いですね。ただメニエール病だけでは、仕事を休止するほどにはならないはずです

 今後について《安心のできる温かな家庭を作りたい》とブログで語っていた村田。沙也加の献身的な支えが、その夢への足がかりとなるはずだ。