守ってあげたくなる女性のタイプとは 

 劇中では運命に翻弄されますが、運命を感じたことは?

玉木宏 撮影/廣瀬靖士

人生は日々の積み重ねだと思うので、個人的には運命は感じないです。でも、今さらほかの仕事ができるとは思えないので、俳優の仕事ができているのは運命だと思えるように、続けていけたらいいですね」

 思いを寄せるヒロインを務めた新木優子自身にも、引きつけられる部分があったそう。

「撮影したのが1年半ほど前だったのですが、とても真摯にピュアに仕事に臨んでいて、何かをつかもうという姿勢がすごく印象に残っています。そういう姿を見ていたので、こうして光を浴びられているのは当然だなと。ただ、会ってすぐに撮影が始まったので、会話した記憶がほとんどないんですけどね(笑)」

 殺人を犯してまでひとりの女性を守る役どころですが、守ってあげたくなるタイプは?

女性に限らず、男である以上は弱い立場の存在は守ってあげなければと思っています。ヒロインの香織も、ひとりで生きていくのが難しそうな弱さを感じるので、手を差しのべたくなるタイプです」

 ポーカーフェイスの殺人犯を演じたが、久しぶりにコメディーにも挑戦したいと語る。

昨年はまじめな作品が多かったので、笑ってもらえるような作品に出たいですね。いつも、その時に演じている役と対極な作品をやりたいという思いがあるんです。そうして経験値を増やすことで、木の年輪のように演技にも現れると思うので

 サスペンス作品だが、究極の恋愛映画でもあるので女性にも見てほしいとほほ笑む。

「文宏が置かれた環境はかなり特殊ではありますが、とてもピュアな恋愛映画でもあるんです。そういう視点で見てもらえれば、作品の世界観もより伝わると思います」

<出演情報>
映画『悪と仮面のルール』
出演/玉木宏、新木優子、吉沢亮ほか。
1月13日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー