共演にはリリー・フランキーや樹木希林など、ベテラン勢も多かったが、

年はバラバラだけど、すごく繊細で優しい人の集まりで。休憩中もみんなでゴシップの話をしたり。希林さんが、(松岡)茉優ちゃんからいろいろ聞き出そうとするんです。“整形するならどこをしたい?”とか“今まで何のオーディションに落ちた?”とか(笑)

安藤サクラ 撮影/佐藤靖彦

 子役の城桧吏(じょうかいり)くんや佐々木みゆちゃんとは、

「いまだにいろんな大人の方から怒られるんですが、私が作曲した“ケツの穴”っていうオリジナルソングを延々と教えていました(笑)。あとは、私が小学生のときに歌っていたような歌を一緒に歌ったり。そのおかげなのか、撮影が終わった今でもすごく仲がいいんです」

 今作は万引きを生業としながら、小さな家で身を寄せ合い、決して裕福ではないが笑顔の絶えない家族が描かれる。

 では、安藤にとって“家族の意義”とは……?

100人いたら、100通りの家族のあり方があると思っていて。定義とか意義とか、難しいことはわからないけど、“あれが私の家族です”ってわざわざ言葉に出さなくても、自分の心の中で家族だと思う人がいれば、それはもう家族なんじゃないかなって私は思います


あんどう・さくら◎1986年2月18日生まれ。2007年、『風の外側』で映画デビュー。次期朝ドラ『まんぷく』のヒロインに抜擢されるなど、今後の活躍も期待される。近年の代表作は映画『0.5ミリ』『百円の恋』、ドラマ『ゆとりですがなにか』『ママゴト』など多数。