帽子をかぶっていましたが、背の高さで裕太さんだと気づきました。試験開始前には、テキストを熱心に読み込んでいましたよ」(目撃した受験者)

 今年6月に記者が裕太を直撃した際には「母親と今後のことを話すのはイヤなんです」と強い口調で話していた。そんな彼がしっかり言うことを聞いて勉強に励んだのは、母の見せてくれた情愛に気づいたからなのかもしれない。

「姉のこと美さんのことも考えたのでしょう。事件の後、彼女も芸能活動ができていないので、気がかりだったのかもしれませんね」(前出・高畑の知人)

なぜ高畑は終活にとりかかるのか

 高畑が着々と終活に取り組む背景には、高齢の母の存在がある。

「何度か体調を崩して今は老人ホームに入っています。お母さまの介護は子どもたちにはさせずに、ひとりでされているそうです。自分は子どもの世話になりたくないと語っていたそうですよ」(前出・芸能プロ関係者)

 気丈な母が弱っていくのを見て、自分の将来を考えるようになったのだろう。さらに、劇団の後輩である大家仁志さんが亡くなり、死が身近にあることを思い知らされた。

「大家さんは今年2月に大腸がんで亡くなりました。53歳の若すぎる死です。高畑さんは同じ劇団の自分より年下の俳優が亡くなったことで、強く死を意識するようになったのではないでしょうか」(同・芸能プロ関係者)

 終活を始めた理由と、不動産の相続について高畑の真意を聞くため、11月中旬の午前8時過ぎ、仕事に向かう彼女を直撃した。声をかけると、立ち止まってこちらの話を聞いてくれた。