「ありがたいことに、他界をきっかけに若いファンの方が“美空ひばりって何だろう”というところから、この数字につながった」

 “歌謡界の女王” “お嬢”と呼ばれ、昭和を駆け抜けた美空ひばりさん(享年52)の生誕を記念する『第82回美空ひばり生誕祭』でそう語った長男の加藤和也さん(47)。

 30年前の平成元年に亡くなったひばりさんのレコードやCDなどの生涯売上枚数が、1億1700万枚に達したことについての感想だった。

 今年8月には、「第7回アフリカ開発会議」でひばりさんの『川の流れのように』をアレンジした『アフリカ盆踊り』が披露されるほか、

「僕が見ていないおふくろを見ているはずなので、何度も説得して書いてもらいました」(加藤さん)

 と、ひばりさんの付き人を務めていた関口範子さんの著書『美空ひばり恋しお嬢さんと私』も話題に。

『美空ひばり恋しお嬢さんと私』(主婦と生活社)
著=関口範子 1600円(税抜)
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