大泉洋(46)主演の『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)は、池井戸潤原作の人気作品だ。

「大手自動車メーカーに勤務する主人公が左遷され、そこで低迷するラグビー部を再起させていく物語。大泉さんの妻役を松たか子さんが演じています」(テレビ誌ライター)

大泉洋が撮影現場に“粋な差し入れ”

 社会人ラグビーがテーマのため、大泉が指導するラグビー部には屈強な身体の男性が多い。

「彼らは本当にラグビーをしている選手なんです。普段は役者にラグビーを教えることが多いのですが、今回は監督のこだわりで現役のラガーマンに芝居をさせているんですよ」(TBS関係者)

 現場への差し入れも物語にちなんでいるようで、

「大泉さんがヤマザキパンのレモンケーキを持ってきたことがありました。ドラマとコラボしたもので、ラグビーボールの形をしていたそうです。粋な差し入れに現場は大盛り上がりだったそう」(同・TBS関係者)

 現役のラガーマンがそろう撮影は過酷を極めている。

「大泉さんと上川隆也さんは、深夜まで撮影することも多い。精神と体力をぶつけ合って勝負するシーンを撮っているので、2人ともヘトヘトになっていますよ」(制作会社関係者)

 心身のぐったりした大泉の癒しは“家族”のようで……。

「松さんと2人の子役と一緒に過ごすシーンでは、リラックスしているみたいです。休憩中は、みんなで撮影のセットで使われている子ども部屋に行き、ベッドに寝転んでみたり子役と遊んだりしていますよ」(同・制作会社関係者)

 “父”として、家族サービスも欠かさない。

料理好きな大泉さんが、セットのキッチンを使って、松さんや子役に手料理を振る舞っているそうです。パスタや豆腐料理を作って、リビングに持っていって、みんなで食べるんです。なんでも、料理家の平野レミさん直伝の料理が大好評なんだとか」(同・制作会社関係者)

 彼の2人の“息子”は子役ながら見事な演技を見せているが、そのうちの1人はあの大物歌舞伎役者の息子だ。

市川右團次さんの長男の右近さんですね。’17年1月に父親の前名である市川右近を譲られて、二代目を襲名しました。今作でも、大泉さんが絶賛するほどの演技力を見せています。ただ、右團次さんはお子さんが心配なのか、頻繁に現場に顔を出して様子を見に来ているそうですよ」(芸能プロ関係者)

 ハードな撮影が続くが、“ノーサイド”を迎えるころには出演者たちの絆はより一層強くなっているはず!