容疑者宅アパート近くの住民によると、同世代の男性がひとり暮らしをしていた部屋に約4~5年前から同居するようになったという。

「同居男性は明け方には仕事に出かける。久保田容疑者はほぼ毎朝8時前には自宅を出ていたので、報道で無職と知って驚いた」(同住民)

 それは容疑者宅近くの大型パチンコ店で入場整理券を配る時間帯だった。常連の男性客は「大日向さんも、久保田容疑者も店で見かけたことがある」と話す。

仲間とカラオケを楽しむ大日向茂子さん(知人提供)
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「大日向さんは低額で遊べる1円パチンココーナーでよく勝っていたし、やめどきの見極めがうまかった」(同客)

 一方、久保田容疑者は諦めが悪く、複数の男性客に「2000~3000円貸して」などと寸借を迫るルーズなギャンブラーだった。

「複数の店でそうした寸借を繰り返している。大日向さんとも金銭の貸し借りや、返済をめぐるトラブルがあった可能性がある」と前出の記者。

 知人や近隣住民らによると、大日向さんは元陸上自衛隊員の夫を約10年前に亡くしてから、ひとり暮らし。独立した息子と娘が孫を連れてよく遊びに来ていたという。

 コースが短く手軽な「パークゴルフ」の腕前は相当といい、カラオケでは、川中美幸の『二輪草』で美声を披露していたという大日向さんは、料理上手で、お酒も強く、決して乱れなかった。

「バスに乗ってパチンコに行くのがひそかな趣味。でも、来年夏に結婚する孫娘をお祝いするため、最近は控えて節約していたのに」(知人)

 そんなお祝い事があるとは久保田容疑者も知らなかっただろう。

 孫娘への思いをも踏みにじった罪はきわめて重い。