木村拓哉主演の日曜劇場『グランメゾン東京』(TBS系)の最終回が12月29日に放送され、16.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という高視聴率で幕を閉じた。

 とある事件によってすべてを失ったカリスマシェフ尾花夏樹(木村拓哉)が仲間と出会い、世界最高の三つ星レストランを目指すために奮闘する……という大人の群像劇だ。

劇中で木村さん演じる主人公が作る料理は、12年連続でミシュランの三つ星を守り続けているフレンチレストラン『カンテサンス』の岸田周三シェフが監修を担当。ライバル店のフレンチレストランの料理はレストラン『INUA』のシェフ、トーマス・フレベル氏が監修を担当するなど、本格的な料理シーンも話題になりました」(テレビ誌ライター)

 最終回の前夜、東京・新宿にある高級ホテルでは同ドラマの打ち上げが行われ、木村拓哉や鈴木京香、及川光博、玉森裕太といった豪華キャスト陣が再び顔をそろえた。

木村拓哉さんはスタートの40分前に会場入りするなど、主要キャストでは最も早く会場入りしていましたね。人気俳優が勢ぞろいするとあり、関係者以外が入り込まないようホテルスタッフ数人が宴会場の入り口前に立ち、厳しくチェックしていました」(打ち上げに参加した関係者)

 会場ではひと足早く最終回の映像も流されるなど、大盛り上がりだったようだ。

「最終回鑑賞後にはキャストの挨拶が行われました。及川さんは“みんな可愛かった。スタッフもすべてが愛おしかった”と王子キャラを炸裂させ、女性スタッフをメロメロにさせていました(笑)。

 玉森さんは配信版オリジナルドラマ『グラグラメゾン 東京 ~平古祥平の揺れる思い~』で主演を務めたこともあり、いろいろ思うことがあったようで、“迷っていた時期でしたが、みなさんのおかげで役をまっとうできました”と感慨深そうにしていましたね」(同・打ち上げの参加者)

 1月6日スタートの月9ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系)で主演を務める沢村一樹は、撮影が押したのか1次会終了間際に到着。

「木村さんが締めの挨拶をしている途中に沢村さんがようやく会場に到着。それを見つけた木村さんは“沢村一樹おるやないかい!”と芸人顔負けのツッコミを入れると、会場は爆笑の渦に。改めて“沢村さんがいなければ、このドラマは成り立ちませんでした”と感謝の言葉をかけていましたよ」(同・打ち上げの参加者)

 大盛り上がりのうちに1次会は終了。ほとんどの参加者がそのまま車で5分ほどのバーで行われた2次会にも参加したという。

「鈴木京香さんは深夜1時ごろに帰宅されましたが、木村さんや及川さん、玉森さんや中村アンさんはラストの朝4時まで参加されていましたね。充実した撮影現場だったのか、木村さんはかなりお酒を飲んでいたようで、会場から出るころには千鳥足になっていましたよ」(TBS関係者)

 最終回放送後はSNSで続編や映画化を熱望する声が相次いだだけに、再びこのメンバーがそろうことを期待したい。