「自分の奥さまと一緒に富士山に登りたいですね」

 人気俳優にもかかわらず、公共の場で堂々と「自分の奥さま」と発言したのは、2020年3月30日からスタートするNHK連続テレビ小説『エール』で主演する、窪田正孝。「奥さま」は、'19年9月に結婚した女優の水川あさみだ。

「現在は週5日で『エール』の撮影ですが、その間隙(かんげき)を縫って公開中の映画の番宣もこなしています。でも、疲れた様子を見せることなく、いつも笑顔で現場に現れるので、スタッフも気合が入るそうです」(NHK関係者)

窪田正孝や賀来賢人らは“オープンにして成功”

 映画『ファンシー』(2月7日公開)では寡黙(かもく)な恋多き詩人、主演する『初恋』(2月28日公開)では、天涯孤独なプロボクサーを見事に演じわけている。

 冒頭の発言は『初恋』のジャパンプレミアイベントで「今年、挑戦してみたい“初〇〇”は?」という質問に対しての回答だ。さらに、この日は「自宅で(水川が)土鍋で炊いてくれるご飯がおいしいので、楽しみでしょうがない」など、自身の新婚生活をノロケていた。

「窪田はカメレオン俳優といわれる演技派ですが、あまり私生活を隠すこともなく自然体で過ごしていますね。水川もサバサバした性格なので、熱愛が発覚したときもお似合いのカップルとしてファンから祝福されていました」(スポーツ指揮者)

 ネット上でも、「ファンの前で堂々と奥さんのことを話す窪田くん、カッコいい」「奥さんをとても大切にしているのが伝わってきた」など、さらに好感度がアップ。

「結婚後、プライベートを全く見せないようにするタイプとオープンにするタイプがいますが、窪田や榮倉奈々と結婚した賀来賢人中尾明慶仲里依紗などはトーク番組でもありのままの家族の様子を明かし、笑い話にしたりするので、結婚してさらに支持されています」(女性誌記者)

 不倫報道後、バッシングされ続けている東出昌大も、かつては“イクメン”である一面が妻・の口から語られたりと、仲のよい夫婦として世間から好印象を持たれていた。ところが、

「3年にわたる不倫、さらにに対する不誠実な言動などが次々と暴露され、もはや孤立無援状態。そもそもと共演したおかげでブレイクし、結婚後も理想の夫・パパのイメージが先行していたので、今後のイメージ回復は厳しいです」(同)

 とはいうものの、東出のようにうつつを抜かさず、「俳優としてきちんと芝居と向き合っていれば、ファンは離れない」と、映画関係者は言い切る。

「違う一面が生まれることもあるし、それによって次のステージが広がる。しっかりとお芝居をしていれば、人気が下降したりファンが減ったりすることはない。結婚なんて、怖くないですよ」

(取材・文/小窪 誠子)