'07年から専属契約していたエイベックスを、2月末で退社していた小雪。退社理由について『女性自身』は、彼女のスローライフ志向が大きく関係していると報じた。

「彼女は現在、夫の松山ケンイチさんとともに、8歳の長男、7歳の長女、4歳の次男の3人の子どもたちの子育てに励んでいます。大手事務所を離れることで、仕事を減らしたり、仕事の種類を絞ったりしていくのでしょう。ゆくゆくは都会の喧騒を離れ、ゆったりとした田舎暮らしをしたいと考えているようです」(スポーツ紙記者)

 昨年12月に行われた映画の完成披露試写会でも、

地方で半年住む生活を始めたところです

 と、時間が取れたときは、東京を離れて暮らしていることを語っていた。

「そろそろご縁がなくなってきたというのが」

「今は、東京から地方に移住するファミリーも増えているといいます。都会の人工的な環境から離れて大自然の中で過ごすことで、豊かな心を育むことができますからね。小雪さんも3人のお子さんを育てる場所として、地方は魅力的だと感じているのでしょう」(一般紙記者)

 やはり、夫婦で“田舎生活”をするために、退社という決断をしたのだろうか。

 4月上旬、自宅から出てきた小雪に話を聞いた。

こんなコロナの時期に、お仕事、大変ですね

 と突然の取材にもかかわらずこちらを気遣ってくれた。

─エイベックスを退社されましたが、どういった理由があったのでしょうか?

もともとエイベックスでお世話になっていた方たちが次々と独立されて、そろそろご縁がなくなってきたかなというのが大きな理由です。今はもう、初めに所属したときにいたマネージャーや社長も代わってしまって。知り合いがいなくなってしまったような感じです。そういった状況を事務所に伝え、しっかりと相談したうえで退社することにしました

 円満退社だったようだが、一部報道にあった“移住計画”については─。

(移住は)現実的ではないですね。生活体験自体は今後もやっていこうと考えていますが、私も仕事は東京でしていますから。実際に今も映画の撮影をしています。最近はコロナウイルスの影響で予定どおりに進まないことも多いですが……。ですので、現在の生活が急に変わることはありませんね

 将来的には東京を離れて地方に完全移住するのではないか、と改めて聞いてみたが、

今のところは、考えていません

 と、きっぱり否定。どうやら、退社の真相は地方移住ではなかったようだ。

「'21年に配信が予定されている『Netflix』の大ヒットドラマ『全裸監督』のシーズン2や、4月中旬から始まるWOWOWのドラマにも出演します。お子さんの学校のこともあると思いますし、しばらくの間は東京を離れることは難しいでしょう」(前出・スポーツ紙記者)

 仕事も家庭も順調そのもの。家族そろっての田舎暮らしはまだまだ先になりそうだ。