稲垣吾郎 撮影/廣瀬靖士

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、ファンミーティングやソロコンサート、舞台公演などが続々と中止や延期に。この状況下、ゴロさんはどう過ごしてる? オススメのおうちレシピも教えてもらいました!

――朝ドラ『スカーレット』への出演が話題となりましたね?

「やはり朝ドラの影響力は大きいなって改めて実感しました。とにかく反響の大きさに驚きましたし、1か月間の登場でしたが、作品の途中から参加させていただくというのは初めての経験。

 しかも、ヒロインと対立するようなヒールな役がこれまで比較的多かったんですが、今回のようなそっと見守るという役回りは初めてだったので、俳優としての新しい引き出しが増えて。演じていてすごく楽しめました」

――“大崎先生”って大阪の街で声をかけられたことは?

「ちょこちょこですけどね、声をかけていただきました(笑)。大阪城や梅田にひとりで行って満喫できたのは、かなり新鮮でした。そのあともホテルの周辺を散歩したりしましたが、撮影が忙しくなり、最後のころはそういうムードではなくなってきましたから。でも、いつか機会があったら、また出かけてみたいですね」

「僕の中のプレイリストが一気に広がりました」

――仕事以外に最近、何か変化はありましたか?
「写真を撮ってインスタグラムにあげたりと、おうち時間を楽しめるようになりました。写真はスマホが多いんですけど、たまに一眼レフを引っ張り出してきて撮影しています。

 花はよくアップしていますが、部屋に入ってくる木洩れ陽など、いいなと思った景色やものを切り取るのも好きなんです。まぁ、人に見せて喜ばれるようなものじゃないので、インスタにはアップしませんが(笑)」

――ほかにも近況を教えてください!

「昨年からFM TOKYOさんでラジオをやるようになってから、普段もよく聴くようになりました。ほかのパーソナリティーさんの番組を聴くと、リスナーさんへの寄り添い方とかすごく勉強になるんです。

 あと、あまり情報を入れたくないときって人間あるじゃないですか。静かに過ごしたいなってときとか。そういうとき、ずっと音楽を聴いていたんです。けど、今はラジオが心地よくてちょうどいいんです。特に選曲のいい番組から音楽を知ることが増えて、気に入った曲はすぐダウンロードして夜に聴いたりしています。音楽の趣味がこれまで凝り固まっていたんですよ。おかげで、僕の中のプレイリストが一気に広がりました」