心に刺さる名言集

【近藤チョイス】
「お前がなにをしようが揺るがない。
一生懸命、生きることは悪いことじゃない」

 
 セロイの復讐の相手である長家の会長の右腕になったスアが「嫌いにならないの?」とセロイに尋ねたときに言うのが、この言葉。みんな一生懸命、生きているだけなんだ。だから「何をしてもいいんだよ」って言われている気がして。それなら、何でもやってみようと思いました。生きている人、全員にささる言葉だと思います。

「いま1回、最後に1回、もう1回。
一瞬は楽になる。だけど、繰り返すうち人は変わる」


 イソに「罪をのがれるために権力の力を借りることのなにが悪いの?」と言われたセロイが返す言葉。1回受け入れてしまうことで、それまで守ってきた信念が崩れ去ってしまうと語る。

「真の強さとは人から生まれる。みんなの信頼が僕を強くしてくれる」

 
セロイの営む居酒屋が入るビルを買収した長家の会長。音をあげるだろうとほくそえんでいたが、セロイからこの言葉を言われる。

「心はギブアンドテイクではない」

 もともとはセロイがスアへの気持ちをイソに語った言葉。「10年好きだったから、俺を好きになってくれ」って商売をしているわけじゃないから、と。セロイへの思いを伝えフラれたイソが同じようにつぶやく。

「自分で自分の価値を下げるな。
俺の価値は俺が決める。俺の人生はこれからだ。必ず成功してやる」

 刑務所で読書ばかりしているセロイにスングォンは「前科がついた時点で人生は終わり。知識は無意味」とつっかかると、セロイが怒りながら言うセリフ。
刑務所を出所したふたりは7年後に梨泰院で再会。スングォンは、セロイの『タンバム』で働くことになる。

物語の4つの見どころ

1.セロイvsチャン・デヒ&グンウォン親子

チャン・デヒ(長家会長)役のユ・ジェミョン
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  長家から飲食業界のトップを奪い復讐すべく正攻法で戦いを挑むセロイだが、手ごたえを感じるようになると、お金と権力を使う親子によってつぶされそうに。それでも、ふたたび立ち上がっていくセロイと居酒屋『タンバム』の仲間たち。中盤で彼の復讐を支える、ある重要な人物がいることが明らかになる。最後に笑うのは?

2.幼なじみのセロイとスアの恋の行方

オ・スア(クォン・ナラ)

 セロイの父が学費の面倒をみて、かわいがっていた孤児院で暮らすスア。転校先の高校で彼女に出会い、恋してしまうセロイだが、あることから罪を犯して刑務所に入る。刑期を終え、梨泰院の街でスアと再会するが、彼女は、交換条件をのみ長家の社員になっていた。近づいては離れてをくりかえすふたり、どうなるのか……。

3.イソのセロイへの恋心

チョ・イソ(キム・ダミ)とチャン・グンス(キム・ドンヒ)

 天才的な頭脳を持つ有名ブロガーでありながら、良心が欠落している反社会性パーソナリティー障害を抱えるイソ。偶然出会ったセロイに恋心を抱き、彼の居酒屋『タンバム』の敏腕マネージャーとして活躍する。セロイと出会ったことで、人として大きく成長し、輝きを増していくイソ。グンスはそんなイソを見守り続けている。

4.居酒屋『タンバム』のメンバーたちが抱えているもの

 セロイと同じ刑務所にいて、頭に血がのぼると手が出てしまうスングォン。トランスジェンダーのヒョニ、韓国人の父を探すギニア出身のトニー。複雑な生い立ちのグンスと居酒屋『タンバム』で働く個性豊かなメンバーたち。セロイ、スアも含めた彼らの背負う、それぞれのストーリーが涙を誘う。

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