雑誌インタビューでは《いつも意識してるのは、いちばん上のお客さんに届くようにっていう部分なんだよね。遠い席にいて届かなかったら、つまらないでしょ?》とも語っていた松潤。彼の演出は、常に観客目線だ。

アラフェス以外のイベントも

「海外でのコンサートでヘリコプターを使ったこともありましたし、水の中から登場し

松潤の演出により観客を魅了する嵐のライブ。もう生で見られることはないのだろうか
松潤の演出により観客を魅了する嵐のライブ。もう生で見られることはないのだろうか
【写真】『花晴れ』打ち上げで後輩を圧倒した松本潤の“MJオーラ”

たことも。すべて松潤が手がけているので、メンバーからは“嵐のアイデアマン”と呼ばれています。絶大な信頼がありますね。ほかのジャニーズグループのライブ演出を手がけることもありますよ。“松本クンから演出を学びたい”という後輩も増えています」(前出・舞台演出家)

『アラフェス』が配信される11月3日は、ファンにとっても大切な“嵐の日”。1999年に嵐がデビューした記念の日だ。松潤は、21年間応援し続けてくれたファンのために、特別なイベントを考えていたという─。

「もし、5月に予定どおり『アラフェス』が行われていた場合、11月3日に別のイベントが行われる可能性がありました。昨年末、松本さんは“ラストイヤーのデビュー記念日は、これまでのライブ映像をまとめたコンサート映画のような作品を全国の劇場で一斉に公開できたらいいよね!”と、周囲にアツく語っていたんです。21年間の“集大成ライブ”として、感謝の気持ちを込めたスペシャルプランで、ファンを驚かせたかったのでしょう」(前出・レコード会社関係者)

 アクシデントはあったが松潤の思いは遠く離れたファンにも届くはず─。