女性ひとりでも楽しめる
オンラインスナックで乾杯!

 新型コロナウイルス感染が蔓延して以降、厳しい状況下にある飲食店。そんな中で店舗を維持するため、'20年5月に五十嵐さんが中心になって立ち上げたのが『オンラインスナック横丁』だ。

 テレビ電話を利用して、ママやホステスとコミュニケーションができるサービス。お酒や食べ物は用意しなくてはいけないが、ゆっくり話ができるのでスナック初心者の女性でも安心できる。料金は2500円~3500円。

『オンラインスナック横丁』の実際の画面。背景のレトロな看板や赤ちょうちんもかわいい。自宅にいながらお店さながらの時間を楽しめる。初来店でも安心
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「加盟店も海外まで含めると、現在、約40店舗に増えました」(前出の五十嵐さん)

 小誌記者もさっそくオンラインスナックを体験。優美な着物姿で出迎えてくれたのは、銀座の「お茶屋バーいろ葉」のみづほママ(42)だ。

「最近は、女性のお客様やご夫婦でご一緒にいらっしゃる方もいますよ。私は全国各地のお取り寄せグルメや日本酒を紹介しているんです」

 この日、ママが教えてくれたのは、『英雄(ひでお)』という日本酒。

「にごり酒ですが、甘さはとてもスッキリなんですよ〜」とボトル片手にニッコリ。自室のパソコン越しではあるが、20代から銀座でホステスをしていたママの半生に耳を傾けるうちにお酒は進み、時間があっという間に過ぎていった。カラオケもないので、大声を出す必要もない。ママの絶妙な相槌とアドバイスに思わず話し込んでしまった。

 前出の五十嵐さんいわく、「クラブやスナックは、かつては男性が若い女の子に愚痴を言いながら癒してもらう場所でしたが、最近は、ママに憧れる女性客がキャリアや恋愛など未来を語る場所と変化しています

 宴もたけなわ、みづほママがこんな言葉を呟いた。

ホステスにとって大切なのは、人間力と人間関係。ドラマのお店は温かくて理想的。うらやましいです。私も新店舗でそんな店を作りたいですね

 手軽にジルバのお店のような熟女バーが利用できるこのサービス。緊急事態宣言下の息抜きに利用してみては。

2月22日には新店舗「銀座いろ葉」がオープン予定。中央区銀座7-7-19ニューセンタービルB1
お話を聞いたのは……五十嵐真由子さん・スナック探訪家、PRプランナー。Make.合同会社代表。スナック探訪家女子「スナ女」活動、コロナ禍のスナック支援として「オンラインスナック横丁」を立ち上げ、代表を務める

(取材・文/アケミン)