目次
Page 1
ー “戦争を止めてくる”ということではない
Page 2
ー 憲法を守る戦争をしない政党に1票を

 2月14日に配信された報道番組『ABEMA Prime』がネット上で話題だ。番組出演した社民党副党首の参院議員・ラサール石井(70)が、共演者のお笑いコンビ「ぺこぱ」松陰寺太勇(42)から“論破”されたというものだ。

「そういうことじゃないんじゃないかな」「(社民のやり方は)今の人たちには刺さらない」「いまも他責じゃないですか、ずっと」「社民党さんもお金があったら(選挙で)勝てたということ?」「(高市首相が“戦争します”と言っても)“戦争しよう”はならないですよ、誰も望んでいないですよ、そんなこと」「沖縄も日本ですよ」

 漫才では“誰も傷つけない笑い”と称される松蔭時だが、冷静な口調で的確なツッコミを入れていく討論スタイルに、“元祖インテリ芸人”で現役国会議員のラサールも受け答えに詰まる場面も見受けられ、これが“論破された”と受け取るネットユーザーもいたわけだ。

 また、ラサールによる“とある言動”に違和感を覚える視聴者もいたよう。

 討論の話題が、衆議院議員選挙の終盤にSNSで大きな反響を呼んでトレンド1位になった、《#ママ戦争止めてくるわ》のハッシュタグに及んだ時。これはエッセイストの女性が、子どもたちに「ママ、戦争止めてくるわ。付いてきて」 と思い立ち、期日前投票に出かけたことをXに投稿したもので、これが話題となって拡散されると乗じてタグをつけてSNS投稿する、中道改革連合をはじめとする野党議員、候補者が続出。

「日本列島を強く豊かに」とのスローガンを掲げた高市早苗首相(64)や自民党候補者に対する批判材料としても、野党で大きく広まったものだ。

“戦争を止めてくる”ということではない

「このX、僕はすごく気持ち悪かったんですけども。いかにも“今すぐ戦争をしようとしている日本”みたいな。そういうレッテルでしか、僕は見えなくて」

《#ママ戦争止めてくるわ》運動が拡散されていく様を、高市内閣がさも「戦争をしようとしている」とのレッテルが貼られた状況に違和感を覚えた松蔭時。すると、

「これは“レッテル貼り”ではないですね。これは、“ママ、戦争止めてくる”って、戦争を止めるってことじゃなくて、“選挙に行ってくる”っていうキャンペーンだから」

 あくまでも投稿者の真意を「選挙に行く」ことへの“キャンペーン”であると代弁するラサール。「じゃあ、(戦争ではなく選挙と)そう書けばいいじゃないですか」との松蔭時のツッコミにも、

「でも、もうちょっとキャッチコピーっぽく、“ママ、戦争止めてくるわ”としているところに盛り上がりができたわけ」

 “キャッチコピー”として出来を評価すれども、これを野党議員が選挙で利用したとの指摘には最後まで首を振った。