5月14日、栃木県上三川町に住む69歳の富山英子さんが殺害された。事件の実行役である16歳の少年4人と、指示役の20代夫婦・竹前海斗容疑者と妻の美結容疑者の計6人はすでに逮捕されている。
近隣住民が明かす指示役夫婦の素顔
「今回の強盗殺人事件は、指示役の夫婦と実行役の高校生いう、“トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)”の典型的な構図が浮き彫りになりました。富山さんには、胸などに殴られたり刺されたりした傷が、20か所以上もあったとされ、非常に凄惨な犯行であることが判明。
さらに、現場に駆け付けた40歳代の長男と30歳代の次男も、頭部を殴られるなど負傷しています。高校生らによる“強盗殺人事件”ということで、全国から注目を集めています」(全国紙社会部記者、以下同)
逮捕された高校生の中には「事件当日に初めて会った人がいる」と供述。警察は“トクリュウ”による犯行とみており、夫婦よりもさらに“上の立場”がいるとみて調べを続けている。
「事件当日、高校生らは無免許にも関わらず車で富山さん宅に向かい、指示役の夫婦は別の車で栃木県内に行き、少年たちを監視・指示していたとされています。また、一部の高校生が夫婦から “やらなければ家族や友人を殺す”などど、脅されていたと供述したこともわかっています。高校生らはそうした脅迫から逃れられなかったのでしょう」
4人の高校生を脅し、犯行に関わった竹前夫婦。ふたりの自宅は現場から、100キロ以上離れた神奈川県内の賃貸アパートで、生後7か月の子どもと3人で暮らしていた。
「引っ越してきてまだ1か月程度だそうで、部屋はシャッターが閉められおり、ベランダにジュースの空き容器を入れたゴミ袋が放置されていました。近隣住民の中には、夫婦が頻繁に外出する姿を目撃していた人もいたようです」(容疑者宅の近隣住民)
引っ越してきたばかりということもあり、近所に住む40代男性は「ニュースでふたり顔を見てもピンとこなかった」と話す。
「最近、容疑者のアパート付近に白色のBMWが路上駐車していて、住民の間では、“夫婦の車ではないか”という話になっています。アパートとは別の集合住宅前の少し広い道路に駐車し、みんな迷惑がっていました。不思議だったのは、この車の車体が“ボコボコ”だったことですね」
生後7か月の子どもと暮らしていた若い夫婦が、高校生らを脅して凄惨な事件に関与した疑い――。“トクリュウ”の実態と、その背後関係の解明が急がれている。





















