「どこ行くんだよー」

 3月下旬の昼過ぎ、関ジャニ∞・横山裕の声が周囲に響き渡った。花見客であふれる埼玉県内の公園で、初の連ドラ主演作となる『コタローは1人暮らし』(テレビ朝日系・4月24日スタート)のロケが行われていたのだ。

「今年新設された『オシドラサタデー』という深夜ドラマ枠の第2弾。ジャニーズの関連会社が携わる“ジャニ枠”ですね」(テレビ誌編集者)

 作中で横山が演じるのは、5歳にしてアパートでひとり暮らしを始める主人公・さとうコタロー(川原瑛都)の隣に住む、売れない漫画家役。

「累計100万部を突破した同名の人気コミックが原作。不思議でワケありなコタローの世話を焼くアパートの住人たちが、彼を通じて成長していくハートフル・コメディーです。コミカルとシリアスどちらの演技にも定評のある横山さんは、まさに適任と原作ファンからも期待されています」(同・テレビ誌編集者)

演技とは思えないパパ姿

 横山といえば、一部で報じられたNMB48・横野すみれとの密会が記憶に新しい。約20歳の年齢差もあり、ファンからは“パパ活”扱いされていたが、この日は別のパパの顔を見せていた。

撮影の合間には、瑛都くんだけでなく迷子役の子どもにも積極的に話しかけていて、笑い声が聞こえてくるほど盛り上がっていましたよ。親が見つかり安堵するシーンでは、演技とは思えない柔らかな表情で、まるで本当のパパのようでした」(居合わせた花見客)

 父性を感じさせる優しい対応が印象的だったが、それには彼の家庭環境が大きく関係しているようだ。

3歳のときに両親が離婚。その後、母親が再婚して義理の父親との間に弟が2人誕生したものの、再び離婚したのち母親が病死。弟の学費を払うため、中学校卒業後は建設会社で働きながらジャニーズJr.として活動していたことをテレビで告白し、話題になりました」(スポーツ紙記者)

共演する山本舞香と穏やかな雰囲気でドラマ撮影に臨んでいた横山裕

 昨年2月、『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した際も、

「おとん代わりにならなあかんと思って……」

 と当時の苦労を語っていた。今作の主人公・コタローも複雑な家庭環境で育った設定のため、自身の生い立ちと重なるのかもしれない。

 マウスシールド姿で感染対策を行いながら子役たちとのコミュニケーションをとっていたが、人気者の横山が主演とあり、ロケ地選びもかなり配慮しているようで……。

メインキャストが住む設定のアパートは、北関東にあるレトロなアパート風のスタジオで撮影が行われています。ジャニーズ作品は聖地巡礼に来るファンも多く、実際に人が住む建物で撮影をすると迷惑がかかってしまいますからね。30代最後にして連ドラ初主演とあり、ジムで体力づくりを行うなど、かなり気合を入れて撮影に臨んでいますよ」(テレビ朝日関係者)

 この日も広い公園で元気よく動き回っていた横山。しばらくは、共演する瑛都くんのパパ代わりになる日が続きそうだ。