“金賞”多すぎ問題

 から揚げブームの到来とともに、ひとつの“怪”が生まれている。

《どのから揚げ店も金賞受賞している説》だ。

 クマムシの長谷川俊輔も自身のツイッターでこうつぶやいている。

《え、からあげグランプリって 全部金賞なのかよ!!!! なんだこのカラクリ!!!! 逆に考えれば常に金賞を味わえるのか!!!》

 これはいったいどういうことなのか。

 そもそも「からあげグランプリ」とは?

4月に開催された第12回からあげグランプリの結果。多くの店舗が受賞している
【写真】え、こんなに!? 「からあげグランプリ」受賞店一覧

本当にうまいから揚げ店を決めるべく、2010年より毎年開催している人気投票企画です。

 日本唐揚協会という団体が主催しているのですが、蓋を開けてみるとあの手この手の切り口で受賞させているのです。例えば《東日本しょうゆダレ部門》《西日本しょうゆダレ部門》などはまだわかります。《バラエティ部門》、《ニューウェーブ賞》、《ハイボールにピッタリの唐揚げ賞》などまであります」(全国紙記者)

 '08年の設立以降、日本一のから揚げを決める『からあげグランプリ』は'10年から毎年開催されている。

 4月14日に開催された「第12回からあげグランプリ」の内訳を見てみると、エントリー総数921店に対してノミネートは175店。うち、受賞が86店と、出品したすべての店舗が受賞しているわけではないようだが、街ではやたらと、

《からあげグランプリ金賞受賞》

 の触れ込みを見かける。

 いったいどういう仕組みになっているのか。