動物をいじめている時の表情に注意

 未成年の凶悪犯罪者の供述でよくあるのが「人を殺してみたかった」というものだ。

 前出の碓井教授は、

動物をいじめていることに喜びを感じている場合、苦しむ姿を見てうれしそうにしていたら専門機関(※)に相談してください。その場合は性的嗜好の可能性が高いので、親の力では限界があります。

 また、自分の子に“あれ?”と思うことがあっても、わが子を信じたい親御さんが多いので心配の芽が出ているのに安心したくてつぶしてしまう方が多いです。相談することは恥ずかしいことではありません。むしろ正しい道に戻せるチャンスと思ってどんどん相談してください」と、語気を強める。

 前出の渋井さんも、

猫を殺すところまで行き着いていたら親御さんも病んでいる場合が多いです。親子でメンタルクリニックを受診するという選択肢も忘れないでください。ひとりで抱え込まないことが大事です

 人の命より重いものはない。わが子に異変を感じたら迷うことなく相談することが多くの人を救う。

事件の現場となった茨城県境町の小林さん宅
【写真】逮捕報道の直後、マスコミが殺到した岡庭容疑者の実家
※相談窓口 法務少年支援センター(少年鑑別所) TEL 0570−085−085

月曜日から金曜日の9時から17時まで(祝祭日除く)無料
「家庭内でのしつけについて悩んでいる、などの相談を心理学等の専門的知識を有する職員が丁寧に聴き出します」