「五輪前後に帰国することがそもそも無礼」

「1つ目の理由として『納采の儀』は、小室家の使者が宮邸に出向いて結納の品を渡した後、秋篠宮家の使者が小室家にお返しの品を渡します。儀式後は両家での茶会が行われますし、どちらも小室さんの出席は必須です。

留学先のロースクールで国際弁護士の資格取得のため勉強中の小室さんと、金銭トラブル当事者の佳代さん(写真はともに'17年7月)
留学先のロースクールで国際弁護士の資格取得のため勉強中の小室さんと、金銭トラブル当事者の佳代さん(写真はともに'17年7月)
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 2つ目の理由に、お金の問題が挙げられます。小室さんは以前勤務していた都内の法律事務所から、毎月の生活費を援助されていましたが、ロースクール卒業後は支援が打ち切られるでしょう。ただでさえ物価の高いニューヨークですから、滞在費の困窮が懸念されます。それらの理由から、帰国はやむをえないと考えられるのです」(皇室担当記者)

 前出の宮内庁関係者は「五輪前後に帰国すること自体が無礼すぎる」と声を荒らげる。

陛下と美智子さまは50年以上前から障害者スポーツに関心を寄せ、陛下は1964パラリンピック東京大会の名誉総裁に
陛下と美智子さまは50年以上前から障害者スポーツに関心を寄せ、陛下は1964パラリンピック東京大会の名誉総裁に

「あえて五輪開催の直前に帰国して、陛下による開会宣言などのニュースがかき消されるようなことになったとしたら、遺憾な事態だといえます。

 開催期間中も小室さんの報道が過熱してしまうと五輪のニュースが減り、結果的に“五輪ムードに水を差す”形となれば、名誉総裁を務めていらっしゃる陛下に対して、大変な無礼にあたるからです

 この関係者が憤るのも無理はない。なぜなら、陛下への“無礼”な出来事は、今回で3度目となるからだ。

「1度目は今年2月、陛下のお誕生日に際する記者会見において、眞子さまと小室さんの結婚問題に関する質問が出たこと。天皇ご一家ではなく秋篠宮家の、しかも私的な事柄である結婚に関する質問に応じていただくという前代未聞な出来事でした。

 2度目は、4月に小室家が抱える金銭トラブルの経緯などを説明する文書に、陛下に対する謝罪の気持ちがひと言もなかったこと。長引く結婚問題に言及せざるをえなかった陛下に対して、計28ページもある文書であれば、謝罪などの文言を盛り込むこともできたはず。“謝罪がないのは陛下の顔に泥を塗ったと同然”だと、宮内庁内部でも怒りの声が上がっていました。

 次代の天皇家の長女と結婚し、いずれ即位される悠仁さまの義兄になるという立場であることを本当に理解しているのでしょうか」(同・前)

 この“傲慢”とも思える計画を、眞子さまもお認めになっているのだろうか……。