大学時代に“異変”、ナンパを繰り返す

 容疑者は青森県出身。幼少期に東京・世田谷にある母親の実家に移り住み、公立の小・中学校に通った。

 中学から付き合いのある同級生によると、

「誰にでも声をかけるタイプで、周囲に好かれていました。成績はいつも上位で、スポーツもできた。しかし、中学・高校と彼女はいませんでした」

 悪ふざけをすることもあったようで、

「高校時代に、上半身裸で近所のファミレスに突撃したことも。女性店員には無視されていましたが」(同・前)

 くしくも学生時代を過ごした自宅は、今回の犯行現場となった小田急線・祖師ヶ谷大蔵駅のすぐそばにあった。

 その後、中央大学理工学部に進学した。何の問題もなく過ごしていた学生時代。しかし、このころから徐々に、容疑者に“異変”が現れる……。

 別の友人によると、

「大学では周囲に“俺はナンパ師だ”などと自慢げに語り、手あたり次第に女性に手を出していましたね」

 一部報道では大学時代、中学・高校生にナンパを繰り返し、時にはホテルに連れ込んでいたという証言も伝えられている。

友人と楽しそうにする対馬悠介容疑者(本人フェイスブックより)
友人と楽しそうにする対馬悠介容疑者(本人フェイスブックより)
【写真】露出度高めのイタリア美女と、嬉しそうに記念写真を撮る対馬容疑者

 大学に入学して突然、女性関係が豹変した容疑者。その勢いは止まらず……。

「大学時代に友達数人でイタリア旅行に行ったことがあるんです。そして、ツッシーは海外でもナンパを……」

 前出の友人はあきれた様子で語る。

 ローマやフィレンツェなど名だたる観光地を回った楽しい旅行だったが、“真の目的”は別にあったのだ。

「彼は本当に女好きで、旅行中はずっと過去のナンパ話など、女性関係の話題ばっかりでしたね」

 盛り上がった流れで……。

「現地で女性をナンパしようということになったのですが、“さすがに現地の女性を落とすのは厳しいだろう”ということで、日本人観光客の女性に声をかけていました。

 ホテルのロビーで執拗につけ回したり、ロック・オンした女性の部屋をノックしたり……」(前出・友人)

 イタリアまで来ても、やはり言葉の通じる日本人ばかり狙って声をかけていたという。

 自称・ナンパ師を公言していた容疑者だが、異国の地で海外の美女にナンパをするほどの度胸はなかったようだ。