“ポスト長澤まさみ”とも期待され続けた彼女だが、たしかに21歳とまだ若く、女優としてまだまだ成長期とも言える。また2021年上半期のCM放送回数ランキング(エム・データより)の女優部門で1位になった浜辺だけに、好感度に少なからず影響が出る熱愛報道を否定してみせたのはスポンサーへの“気遣い”とも考えられる。

 老舗芸能プロマネージャーは、浜辺の交際事情は「おそらくは長澤さんにも関係しているものかと」と見る。

 2000年のオーディションにて12歳(小学校6年生)でグランプリを獲得。浜辺と同じく10代前半で芸能界入りした長澤は中学生のころに上京し、学校に通いつつ映画やドラマにも出演。そして2004年の映画『世界の中心で、愛をさけぶ』でヒロインを務めると一躍、脚光を浴びて若手女優の注目株に。一方で、熱愛がキャッチされるのも早かった。

「嵐の二宮和也との関係が取り沙汰されると、まだ10代であったことからか事務所は“仲の良い友人”と強調。しかし、20代を迎えると、熱愛報道のたびに“本人に任せています”と自由恋愛を許されていたところがあります。

 そして、2013年にスポーツ紙にすっぱ抜かれたのが伊勢谷友介との交際。この時には『都市伝説の女』(テレビ朝日系)にも出演し、清純派から脱却してコメディエンヌの才能を開花させて演技の幅を広げていた彼女。伊勢谷との関係が女優業に影響を与えたかは定かではありませんが、公私ともに充実した生活を送っていたのは間違いない。一部では結婚説も囁(ささや)かれました」(前出・芸能プロマネージャー)

 しかし、2人はまもなく破局を迎えるのだが、当時の伊勢谷が『週刊文春』に報じられていたのが、元交際相手が告発した伊勢谷の“DV疑惑”だった。

伊勢谷逮捕で長澤にトバッチリ

「俳優として評価される一方で、彼の素行やその交友関係に関する評判はけっして良いものではなかった。それだけに事務所スタッフも“彼は大丈夫?”と長澤を心配していたそうですが、当時の彼女はゾッコンで聞く耳を持たなかった。破局を伝え聞くと、周囲も胸をなで下ろしたと言います」(前出・芸能プロマネージャー)

 ところが2020年9月、伊勢谷が薬物で逮捕されると、過去の数々の愚行が明かされるとともに長澤との交際歴もまた蒸し返される形となってしまった。

「常習性が指摘されたことで、“これまでの交際相手も知っていたのではないか”と、矛先を向けられたのが彼女。『文春オンライン』では、伊勢谷の主催パーティーに長澤が同席し、2人で関係者に挨拶して回ったという記事も出ました。

 もちろん、これはトバッチリというしかないのですが、芸能人には過去の交際相手がイメージとしてまとわりつくのも事実。長澤も若気の至りというか、“危険な香り”がする男性に惹かれたのでしょうが、この一件が事務所の管理体制を見直すきっかけにもなっているのかと思います」(前出・芸能プロマネージャー)

 デビューから現在に至るまで長澤と似た道を歩んできている浜辺だけに、“ミュージシャン彼氏”に対して事務所も対応に慎重になっているということか。