“本人よりも織田裕二に似ている”なんて言われるほど織田裕二そっくりなモノマネ芸人といえばそう、山本高広。胸ポケットから目薬を取り出し、目に1滴差して、

「……キターッ!!」

 この“目薬のCMに出演する織田裕二”ネタは誰もが一度は目にしたことがあるに違いない。山本が売れっ子モノマネ芸人の仲間入りを果たしたのは今から14年前。

「『とんねるずのみなさんのおかげでした』の人気コーナー“細かすぎて伝わらないモノマネ選手権”で披露した“地球に生まれてよかった~ッ!”と叫ぶ“『世界陸上』中継のときの織田裕二”ネタが大ウケして。これがきっかけで大ブレイクしたんです」(テレビ局関係者)

 オリコンの『好きなモノマネ芸人ランキング』で1位に輝き、決めゼリフ「キターッ!!」は『新語・流行語大賞』にノミネートされるなど一躍、時の人に。

 そんな山本が“モノマネ芸人を辞めた”というびっくり情報が!

「実は山本さん、9月いっぱいでデビュー当時からずっと15年以上も在籍してきた大手芸能事務所を辞めてしまったんです。事務所側からは何の発表もなくて、ニュースにもならなかったんですがね。山本さん自身がSNSで“新しい事務所に移籍しました”とだけ。本当にひっそりと……」(芸能事務所関係者)

 さらに驚いたのは、その新しい事務所。

移籍先が声優の事務所なんです。声優界の大御所“おっは~!”でおなじみの山寺宏一さんや『鬼滅の刃』竈門炭治郎役の花江夏樹さんといった売れっ子声優を抱えるガチンコの声優事務所ですから。“なんでまた?”って」(同・芸能事務所関係者)

最近は声優業の仕事もしていた

山寺宏一(左)、花江夏樹

 実は山本、モノマネ芸人と並行して、

「ここ4、5年、声優として海外の映画やドラマの吹き替えの仕事をやっていたんですよ」(声優事務所関係者)

 話題づくり&客集めのためにタレントや俳優を“ゲスト声優”起用するアレ?

「それとはまったく別モノです。一般の声優さんに交じって全作品、オーディションを受けての出演です。『プリズン・ブレイク』や韓流ドラマ『梨泰院クラス』といった人気作品への出演も果たしているのは“実力がある”と評価されているからです」(同・声優事務所関係者)

 声優業にシフトせざるをえない理由もあった。

「今、モノマネ芸人は受難の時代ですからねぇ。モノマネ番組もないですし、バラエティー番組は若くて勢いのある芸人たちがひしめきあっていますから、そこにトーク力で割って入るのは難しい。それに、山本さんは例の“トラブル”の影響も……」(前出・テレビ局関係者)

 “トラブル”─本物の織田裕二がテレビ各局に出した“モノマネ禁止令”だ。

山本さんのモノマネがあまりに特徴をとらえていたせいで、織田さん側が“名誉やパブリシティー権を侵害している”と抗議文を出したんです。それで十八番の織田裕二ネタが事実上“封印”されちゃって、露出も減っていった、と。声優業に本格的に舵を切ったことで芸人仲間の間では“モノマネに見切りをつけたんじゃないか?”ともっぱらです」(同・テレビ局関係者)

 “織田裕二役”の吹き替えとか……ない!?