3月9日、『文春オンライン』は、4人の女優が“性的被害を受けた”として俳優で監督業も務める榊英雄氏(51)を告発するスクープを報じた。映画界が今、大混乱に見舞われている──。

《「性被害」映画監督による性加害を女優が告発》

 記事には、2013年から2017にかけて榊氏の作品に出演したり、ワークショップに参加していた女優たちが性行為を強要されていた内容が詳細に書かれている。監督としての立場を利用した凶行、「『榊英雄』の名前をみるだけでフラッシュバックする」被害者もいるのだという。

 衝撃の報道を受け、3月25日に公開される予定だった榊氏の監督作『蜜月』の公開が「一旦中止」になると発表された。「性被害」をテーマにした作品であったことでさらにネットは炎上、同作の脚本家とカメラマンも公開を疑問視する声をあげるまでに。

 また、もうひとつの監督作『ハザードランプ』も4月15日に公開が控えている。配給の東映ビデオは、現状は「予定通り公開」としながらも、「状況は日々変わっていくので、変更があり次第公式サイトなどで発表します」と説明。まさに映画界が大混乱の状況に見舞われているが、そのカゲで対応に見舞われている放送局も……。

朝ドラからも降板が言い渡されて

実は榊さん、2022年度後期の朝ドラ『舞いあがれ!』に出演予定だったんです。ですが、今回の報道を受けてひっそりと降板することになりました」(NHK関係者)

 福原遥がヒロイン、脇を高橋克典、永作博美、関ジャニ∞の横山裕らが固める同作は、引っ込み思案の少女が自然豊かな長崎の五島列島で「ばらもん凧」に魅了され、パイロットを夢みるところから始まる物語。オリジナル脚本で展開するストーリーのロケ地のひとつに五島列島が選ばれたことはすでに発表されているが、

榊さんは長崎県五島市の出身ということもあり、キャストとして出演するだけなく、方言指導も担当することが決定していたんです。決定したとき彼は大いに喜んでいたと聞きました。五島市の『ふるさと大使』して地元のPRに務めていたから、“五島の役に立てる!”と意気込んでいたそうですよ。ぎりぎりクランクインの直前だったのが不幸中の幸いだった」(同・NHK関係者)

 榊氏の降板についてNHKに事実確認を問い合わせてみた。

──『舞いあがれ!』に出演予定だった榊英雄氏の降板が決まったことは事実でしょうか?

「榊氏が番組に出演する予定はありません」

 と降板については触れず、番組に出演しないことのみを伝える回答だった。

 当の榊氏は“性加害”報道を受けて、記事の一部については事実だとみとめ、謝罪のコメントを出している。

「被害者はもちろんですが、彼の家族も同様にショックを受けていると思いますよ。娘さんがふたりいるのですが、どちらも思春期真っ只中。とても可愛く、家族仲も良好だと聞いていたので心配です」(榊氏の知人)

 家族写真が投稿されていた彼のインスタグラムアカウントは現在、鍵がかけられている。