橋本志穂容疑者の“実家”は廃墟と化していた
【写真】どこか影がある小学時代の橋本志穂容疑者

家族のことをほとんど話さない子

 高校生になると、近所のコンビニでアルバイトするようになった容疑者。

「真面目に働いていましたね。性格は暗くはないんだけど、こちらから話しかけるとしゃべるけれど、向こうからは話しかけてこないタイプ。あと、家族のことはほとんど話さない子でしたね」(アルバイトの先輩)

 母親は長男と容疑者を女手ひとつで育てるために、必死で働いていたようだ。

「県営住宅の入居者は月に1回、みんなで草むしりなどの掃除をするんですが、橋本さんのお宅は1度も来たことなかった。近所づきあいもしない。そんな暇もないくらい、忙しかったのかもね」(県営住宅の住民)

 容疑者が事件を起こした背景について、Hさんの親族はこう話す。

「自分の不幸な生い立ちを恨んだゆえの犯行のように思います。だって、まともに父親がいたときがほとんどないし、そのせいで弟とも別々に暮らすハメに。その原因をすべてお母さんのせいにしてしまったのかもしれない……。それで後先考えずに、自暴自棄になってやってしまったように思えます」

 Hさんと容疑者の弟が住む自宅を訪ねるも、不在。容疑者も幼い頃、住んでいたであろう場所は雑草が生い茂って廃墟のようになっていた。いったい何があったのだろうか。

 警察は志穂容疑者の認否を明らかにしておらず、事件の真相の究明が待たれる。