5月1から5日の5日間、岩手県平泉町では第72回春の藤原まつりが開催された。とりわけ3日に行われた、最大の呼び物「源義経公東下り行列」は20年にコロナ禍で中止されてから3年ぶりの復活だったこと、そして、義経に扮したある俳優のおかげで、たいへんな盛り上がりとなった。

恒例の藤原まつりに伊藤健太郎

当記事は「日刊大衆」(運営:双葉社)の提供記事です

「伊藤健太郎(24)さんですね。伊藤さんが扮した白馬に乗った義経公と約100人の行列が、毛越寺からJR平泉駅前を経由して中尊寺までおよそ3.5kmを行進する一大イベントです。

 平泉観光協会(千葉力男会長)は、今回の人出が過去3番目に多い37万5000人で、内訳では伊藤さんが参加した5月3日が“24万人”だったとのこと。まだコロナ禍ではありますが、伊藤さんを一目見ようと大行列ができていました」(地方紙記者)

 地元の『岩手放送』などが行ったお祭り前の会見で伊藤は今回の出演について、

「伝統的なお祭りに参加でき嬉しくありがたいです。少しでも盛り上がれるようにお力添えできたらと思います。今まで数多くの俳優さんが東下り行列で義経を演じてきたので、自分ならではの義経を演じられたらと思います」

 とコメントしていた。「今まで数多くの俳優さん」の中には、現在は社長業に専念してタレントは引退した“タッキー”ことジャニーズの滝沢秀明氏(40)が特に伝説的だ。

「NHK大河ドラマ『義経』で源義経を演じていた2005年に、滝沢さんは『藤原まつり』でも義経として参加していました。当時は滝沢さん目当てに“25万人”押しかけたとのことなので、伊藤さんは“全盛期のタッキー”に僅差だった、ということ。あらためて、伊藤さんの絶大な人気がわかります」(前同)

 ちなみに滝沢氏にとっても「藤原まつり」は大きな出来事だったらしく、'18年に『サンスポ』のインタビューでこう話している。

《沿道の方々が、みなさん、僕を見て拝んでいるんです。夢を壊しちゃいけないと思って、義経になりきって「うんうん」とうなずいてました(笑)》

《平泉は、奥州藤原氏を頼り、義経が10代後半を過ごした地。だから、岩手や東北での人気は絶大なんですよね。僕がレストランに行ったら、「義経さんからお金は取れません」といわれてしまって、「いやいや、払わせてください」と押し問答に。それほど、歓迎される。

 逆に、義経と最後は対立する兄の頼朝が幕府を開いた鎌倉では、鋭い目で見られる感じで。別に何かされるわけではないんですけれど、そういう空気感がありました。》