それは新たな“金脈”か、はたまた“文化”の創生か――。

『プペル』のバレエ化が“製作総指揮”を名乗る女性による公式noteで発表されました。しかし、そこにあった製作総指揮者のバレエに対しての考えがバレエファンから反感を買っているんです」(バレエ関係者、以下同)

『キングコング』の西野亮廣の代表作といえる絵本『えんとつ町のプペル』。これまでも映画化やミュージカル化し、西野の“意識”や“考え”に共感や感心する信者的ファンを中心に話題に。そしてときには逆に“アンチ”から嘲笑され、炎上してきた。それが再び……。

『プペル』のバレエ化の発表とその思いを綴った公式noteは現在されている。そこにはどのようなことが記されていたのか。

「炎上の原因はいくつかありましたが、“芸術”であるバレエをビジネスのための商材としか扱っていないこと。そんな考えが文章から垣間見えていたことだと思います」

 以下はnoteに投稿されていた“削除された”文面だ。

《プペルバレエを古典作品にすることを目指しています。それは、「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」、「眠れる森の美女」などと同じ棚に並べるということです。》

《戦略的に古典作品にしていこうとしています》

「棚に並べる」は、西野がオンラインサロン等で“売るために”よく使う表現である。

 また製作総指揮者の女性はバレエ界を憂いて、以下のように綴っていた。

《今バレエ界に、新作をシェアするという考え方はない》

 しかし、この現状認識はバレエダンサーによると、

日本のバレエ界は今、新作作りに力を入れています。日本のバレエに携わっている人間であれば、わかると思うのですが……」

西野に関われるからうれしいよね?

 炎上の火元はまだある。

『プペル』バレエは現在、出演者を募集している。以下は出演者を募るインスタグラムにあった文章だ。

《・ソリスト役の方には、当方規定による報酬をお支払い致します。》

《・チケットノルマはありませんが、出演者は公演チケットを割引価格でご購入いただけます》。

つまり“主役以外の方たちはノーギャラです”ということ。割引でチケット買えますというのは、“西野さんの作品に関われるから嬉しいですよね? しかも割引でチケットも買えちゃいますよ”という態度と捉えられてもおかしくないことです」(前出・バレエ関係者)