《本日麗禾は水だけ》《勸玄はブロッコリーとプロテイン》《なかなかやりおるわ》《麗禾は今日 鉄の意志》《今日水しか飲んでません》《36時間ぶりの食べものですって》

 市川海老蔵が6月11日・12日に更新したブログは子どもたちの食事についての内容だった。読めばわかるように彼の子どもたちは食事制限及び断食に取り組んでいる。しかし、その“目的”や“理由”については触れられていない。麗禾は10歳、勸玄は9歳と成長期のさなかにあることから、これについて“身体への悪影響が……”という声が多数寄せられている。

「断食に関する研究は昔から多数あります。宗教上の理由などで一定期間断食をしている人たちを調べて、“身体にどう悪い影響があるのか”。しかし意外とそれはないという結果になっています」

 そう話すのは、新潟大学名誉教授で医療統計の第一人者と呼ばれる医学博士の岡田正彦先生。であるなら、おそらく海老蔵が2人に求めているこれらの食事制限は“問題”ではない、と言えるのか。

「とはいえ、ダイエット効果などがあるかというとないというのが結論です。一時的にカロリーを抑えることで一時期的に体重が減ることはあるかもしれませんが、普段の食事など生活自体を変えなければ意味がありません」(岡田先生、以下同)

36時間食べないなんてもってのほか

 極端な食事制限や偏食の継続は、当然ながら悪影響を及ぼす。

「人間はやはり炭水化物・脂質・タンパク質の三大栄養素をバランスよく摂らなければいけない。これに加えて野菜と果物。大人もそうですが、子どもであればなおさらです。食物繊維は特に子どもの場合、免疫機能の発達に必須なもの。また同じく子どもの場合、特にビタミンCが大事。特にカルシウムの吸収を助けてくれます。さらに子どもの場合は特に健全な骨と血管と脳を育てなければいけない。カルシウムが足りないと意外なことに脳の細胞も発達しない。知能指数が下がってしまうという研究があります」

 10歳の子どもが36時間、食べ物を摂らなかった。1日半だ。

体質によってはすごいリスクとなります。血糖値の問題です。人間は朝起きたときはたいていお腹が空いていますから血糖値は低い。そして朝食を摂ると上がる。そして午前中の活動をしていると血糖値は下がってきて、昼食を食べてまた上がる。夕食も同様で、食べて上がって夜寝るころに下がるというリズムです。何食か抜いても平気な体質の人もいるでしょうが、なかには血糖値が下がりすぎて失神……というリスクもあります。36時間食べないなんてもってのほかですね」