拡散され続けている滝沢ガレソ氏のツイート(Twitterより)
拡散され続けている滝沢ガレソ氏のツイート(Twitterより)
【写真】《置屋(雇用元)に処女を5000万で売られそうになった》元舞妓が決意の告発!

 そんな元舞妓女性による告発をきっかけに、2021年~2022年にかけてNHKワールド JAPANとEテレでアニメ版が放送され、今年Netflixで実写ドラマ化も決定している『舞妓さんちのまかないさん』という作品が取りざたされている。

 原作は、小山愛子氏の同名タイトルのマンガ(小学館)で、青森から舞妓を目指し、京都の花街にやって来たキヨという少女が主人公。キヨは早々に仕込みさん(舞妓候補)から脱落するも、屋形の「まかないさん」として、舞妓たちに祖母直伝の手料理をふるまうように。

実写版は配信自体が危ぶまれ

 一方、キヨの幼馴染で、一緒に花街へ出てきたすみれは、「100年に一人の逸材」として舞妓修業に邁進していく……というストーリーで、「あたたかく、おいしい食事を通して、キヨやすみれ、舞妓たちの日常がほんわかテイストで描かれる作品」(エンタメ記者)だそうだ。

 アニメ版も人気を博したが、実写ドラマ版では、キヨ役に森七菜、すみれ役に出口夏希という若手の注目株が起用され、さらに現在、映画『ベイビー・ブローカー』がヒット中の世界的映画監督・是枝裕和氏がメガホンを取るとあって、「アニメ版以上に話題を呼ぶのは必至」(前・同)だという。

「元舞妓の女性の告発ツイートから、同作を思い出した人は多かった様子。アニメ版に関しては、原作同様、ほんわかした内容だったため、告発内容とのギャップに困惑した人も少なくなかったのではないでしょうか。

 また、子どもの視聴者が多いEテレで、しかも土曜の朝から同作が放送されていたことについて、≪めちゃくちゃモヤってた!≫≪全部見たわけじゃないけど世間的にはあんなイメージで新しい子入ってんだろうなぁって思ったわ≫など、あらためて強い違和感を持ったという声が、SNS上で飛び交うことに。

 とはいえ、『舞妓さんちのまかないさん』は、『あくまでフィクション』という観点から、元舞妓女性の告発が同作に飛び火していることに反発する声も多数見受けられる。一方で、まだ公開されていない実写ドラマ版に関しては、元舞妓女性の告発による影響から、配信自体を危ぶむ声まで散見されます」(前・同)