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ー 「日本一のグループは誰ですか?」
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ー 「やまと=木村」と捉えた中田敦彦

 とあるデジタルマガジンに掲載された、“世界的ブランドの香水”とのタイアップ記事が、現在ネット上で物議を醸しているコムドット

 人気YouTuberながら、数々の炎上を巻き起こしてきたコムドットが起用されている点について、「高級ブランドにふさわしくない」という声が高まる一方、彼らのファンはこれに猛反論。しかし、コムドットはここ最近、国民的アイドルグループを「目標」に掲げており、「そのことが世間に広まると、今回の騒動以上に炎上しそう」(芸能記者)という声が出ている。

「日本一のグループは誰ですか?」

 今回のタイアップ記事に登場したのは、5人組YouTubr・コムドットのメンバー、やまと、ゆうた、あむぎり。ブランドのアクセサリーを身に着けた3人が香水を片手にポーズを決める写真が掲載されているほか、インタビューパートでは、実際に4種類の香りをまとってみた感想や愛用の香水について語っている。

コムドットは、『地元ノリを全国へ』をキャッチコピーに活動していますが、その“やんちゃぶり”で数々の炎上を巻き起こしてきました。例えば昨年6月、ニュースサイト『文春オンライン』に、やまととひゅうが緊急事態宣言下、人気YouTuber31人の大宴会に参加していたとすっぱ抜かれ、ネット上で批判が噴出。

 また同年9月には、ニュースサイト『Smart FLASH』に、メンバーが深夜のコンビニ駐車場で騒音パーティを繰り広げていたことを暴かれ、やはり炎上しています。さらに同年12月、同じく『Smart FLASH』に、未成年時の飲酒・喫煙を大々的にスクープされ、世間をあきれさせたのも記憶に新しいのではないでしょうか。今回、タイアップ記事に批判が出たのは、彼らのこうしたやんちゃぶりが、世界的に有名なブランドの上品なイメージに傷をつけると思われたからと言えます」(同・前)

 しかしブランド側は、コムドット起用による賛否両論は“想定内”だった様子。タイアップ記事には、ブランド創設者も、当初は賛否があったと指摘し、≪誰にもマネできない画期的なクリエイションを通じて世の中を変えていったその姿は、快進撃を続けるコムドットの姿勢に通じるものが≫と述べている。

「今回販売される香水は1万3,000円程度と、若者にも手が届くであろう価格帯のアイテム。やまとがYouTube番組『WinWinWiiin』で明かしたところによると、コムドットのファン層は18~24歳が6割を占めるというだけに、ブランド側はその世代に訴求したいと、今回のタイアップ記事に起用したと考えられます」(ファッション誌ライター)

 そんな中、コムドットがタイアップ記事のインタビューで語っていた内容のほうが、「今後、さらなる炎上を巻き起こしそうな気配がある」と語るのは、ジャニーズに詳しいエンタメ記者だ。

「インタビュアーから≪コムドットが目指す、てっぺんとは?≫と聞かれた際、やまとが≪もし今僕が「日本一のグループは誰ですか?」という質問したら、誰を思い浮かべますか?≫と述べ、ゆうたが≪……自分の中では、SMAP。≫と続けると、再びやまとが≪この質問をしたときに皆さんの頭にパッと浮かぶような、そんなグループになることですね≫と答えているんです。

 これはつまり、国民的グループであるSMAPをライバル視していると言え、なんと大胆な発言をするのかと、正直とても驚きましたね。SMAPは熱狂的なファンが多くついているだけに、この発言がネット上に広がれば、反感を買ってしまう可能性が高いのでは……」(同・前)