「もともとは平野さんから言い出したそうです。平野さんは責任感が強くてアツい性格。デビュー直談判を主導した経緯もあって、メンバーを背負っているという気持ちが強くありました。そんな平野さんが退所したいと話したことで、ほかのメンバーも“どうする?”と考え出しました」(テレビ局関係者、以下同)

苦楽を共にしてきた絆

 そしてデビュー時と同様、全員の方向性を一致させた。

「いったんは“全員で退所”という結論が出たそうです。しかし、永瀬さんと高橋さんは“ドラマの仕事を入れる”とジャニーズ側から引き留められました。そして、2人は事務所に残ってキンプリを続けることを決め、平野さんと岸さんと神宮寺さんが退所することになりました」

 このことで、メンバー間の関係も悪化。

「関西ジャニーズJr.時代から幼なじみのような関係だった永瀬さんと平野さんの仲が一時、決裂してしまったこともありました」

 前出の霜田さんは“完全に心が離れた結果というわけではない”と推察する。

『シンデレラガール2023』の仲よしショットを披露したKing&Prince(公式インスタグラムより)
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「デビュー時にいきなり集められたメンバーではなく、10代のころから切磋琢磨してきた関係です。さらに、自分たちの意思で6人でのデビューを選んだグループなので、根底にある結束力は強いと思います。

 苦楽を共にしてきた絆があることで、お互いの譲れない部分を理解しているからこその結論ではないでしょうか。それぞれの意思や、今後の人生のビジョンは、説得したからといって揺るがないものだとわかっていたのでしょう。お互いを大事に思うからこそ、それを尊重し合ったのだと思います」

 まもなく迎える5人最後の時間は、笑顔で─。


霜田明寛 文化系WEBマガジン『チェリー』編集長。ジャニーズに造詣が深く、テレビやラジオにも多数出演している。'19年には『ジャニーズは努力が9割』(新潮新書)を刊行