目次
Page 1
ー 小倉優子、新NISAに疑心 ー 『焼肉小倉優子』の訴訟問題

 かつては「こりん星のりんごももか姫」という“不思議ちゃんキャラ”でブレイクを果たした小倉優子(40)。現在は3人の子供を育てるママタレとして、バラエティー番組やニュース番組などでマルチに活躍している。ふわふわした印象の小倉だが、その印象とは裏腹に世間を見る目が厳しすぎるようだ。

小倉優子、新NISAに疑心

 たとえば、1月6日放送の『がっぽりNEWS!2024』に出演した時のこと。お金にまつわるニュースや儲け話にまつわるニュースについて議論する番組なのだが、この回の中で小倉は新NISAに対して、

《手を出していないです。国が推してるじゃないですか。国が推してるものにいいものがあるのかって。なにか裏があるんじゃないか》

《私は預けないです。放ったらかしにしててもとか、夢だとか、そんな甘い話は世の中にない。永久っていう言葉も信じていません!》

と疑心に満ちたコメントを放ったのだ。

「実は小倉は、24歳の時にご両親から《ただお金を銀行に置いておくだけではなく、保険商品をやってみたら?》と言われたことがきっかけで投資を開始。子供が産まれる前は株式やFX投資も経験しています。しかし、リーマンショックで持っている株価が3分の1まで暴落。《痛い目にあいました》と告白していることから、甘い話はないと厳しい目で世間を見ざるを得なくなったのではないでしょうか」(芸能ライター)

『焼肉小倉優子』の訴訟問題

三男を抱っこする小倉優子(2021年7月)
三男を抱っこする小倉優子(2021年7月)

 もう1つ小倉が世間を厳しい目で見るようになったエピソードがある。それは、関西の居酒屋チェーンと手を組みオープンさせた『焼肉小倉優子』についてだ。当初はメディアで取り上げられたこともあり、店舗も増えて注目されていた。

 しかし「焼肉小倉優子 歌舞伎町店」をオープンする際に、同じ場所で以前まで焼肉店を経営していた会社のオーナーとの間で保証金の清算についてトラブルが勃発。小倉は物件の大家、焼肉店の運営会社とともに、約2500万円の支払いを求める訴訟を起こされたと『週刊新潮』に報じられてしまった。

「トラブルについて小倉は《私自身、焼肉屋さんのオーナーではないんです。私は、契約上イメージキャラクターをさせていただいています。別会社の方が運営しているので、経営には全く関わってはいません》《私自身も所属事務所も訴えられたという事実はありません》と説明。名義を貸してあわよくば一儲けしようと考えていたのかもしれませんが、失敗に終わり、より慎重な性格になるきっかけになったのかもしれませんね」(前出・芸能ライター)

 プライベートでも2度の離婚を経験している小倉。離婚発表時には《子育て、仕事と努力を重ねて参りますので、温かく見守っていただけましたら幸いです》とコメント。その言葉通り現在も子育てと仕事を両立させていて、努力家な一面も見せてくれている。

 “失敗は成功の元”という言葉があるが、小倉は失敗からたくさんのことを学び、シビアな考えや厳しい目を手に入れたのではないだろうか。厳しく世間を見るということはしっかりしているということの証なのかもしれない。